Haeundae
名所を効率よく巡る「釜山シティーツアーバス」大人気
1万ウォンで主な観光地を網羅...日.英.中国語の案内サービスも
釜山シティーツアーバスは今年、2004年の運行開始以来初めて年間乗客数が20万人を突破するなど、人気を集めている。特に今年は、乗客増加率が月平均26%に達した。
人気の最大の要因は、1万ウォンという手ごろな運賃で釜山の主要観光地を効率よく回れること。また日本語.英語.中国語による観光案内サービスも外国人観光客に好評だ。さらに今年初め、積極的なマーケティング活動を展開したのも功を奏した。
釜山シティーツアーバスは全国に先駆け、2006年に2階建てバスを、2010年にはオープントップの2階建てバスを導入した。新規コースの開発にも積極的に取り組んでおり、乗客は年々増えている。
またKORAIL(韓国鉄道公社)は年末まで、ソウルからKTX(韓国高速鉄道)を利用して釜山に来れば、釜山シティーツアーバスに無料で乗車できる「釜山に行こう、KTXに乗って!」というプロモーション商品を販売している。この商品は、今年の「釜山.蔚山(ウルサン).慶尚南道訪問の年」を記念して企画された。シティーツアーバス無料乗車の特典は、毎週火.水.木曜日にソウルを出発するKTXの乗車券を、KORAILのホームページを通して予約.購入した利用客に適用される。商品はKORAILのホームページ(www.korail.com)トップページ上段「総合旅行」内の「汽車旅行」コーナーに掲載されている。予約後プリントアウトしたKTXの乗車券を提示すれば、釜山シティーツアーバスの循環型コースを無料で利用できる。
一方、釜山観光公社は11月1日、釜山駅広場で年間乗客数20万人突破記念イベントを開いた。同社は今後も釜山シティーツアーバスのブランド戦略を推進し、観光客によりよいサービスを提供する方針で、「山腹道路(急斜面を縫うように走る道路).海上橋梁ツアー」など新たなコースも開発中だ。さらに、バスの運行状況をリアルタイムで知らせる案内システムや、乗車券の自動決済システム、音声自動通訳システムなども導入し、乗客の便宜を図る予定だ。
<資料提供:: ダイナミック釜山 >