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南北閣僚級会談

2006-07-12 857  ヒット
内容
南北閣僚級会談、11日午後に釜山で開幕 北朝鮮のミサイル発射と6カ国協議への復帰問題が集中的に議論される第19回南北閣僚級会談が11日から4日間の日程で釜山にて開催される。 10日午後までに北朝鮮から会談不参席との意思表示はなく予定通り開催される見通しだが、韓国側が経済協力懸案は扱わずにミサイル及び6カ国協議への復帰問題に議題を絞っただけに、北朝鮮が会談に参加するかは最後まで予断を許さないとの観測も出ている。 権虎雄(グォン・ホウン)内閣責任参事が率いる北朝鮮代表団が予定通り会談に出席する場合、11日午後に高麗航空のチャーター便で東海(日本名:日本海)直航路で金海(ギメ)空港に到着した後、宿泊先の釜山海雲台(ヘウンデ)区にあるザ・ウエスティン チョースン ホテルに移動する予定。 南北代表団は午後7時から、ヌリマルAPECハウスで韓国側の首席代表である李鍾ソク(イ・ジョンソク)統一部長官が主催する歓迎晩餐会に出席し、公式日程を開始する。歓迎晩餐会は慣例では首相の主宰だったが、ミサイル発射問題など様々な状況を考慮して、李長官が代わりに主宰するという。 二日目の12日午前には、韓国と北朝鮮はヌリマルAPECハウスで行われる全体会議で基調発言を行い本格的な会談に入る。状況に応じて首席代表と実務代表による接触などを通じて協議を続けていく。 韓国側は基調発言で、北朝鮮が今月5日にデポドン2号だけでなくスカッドミサイルも発射したことに対して強い遺憾の意を表し、これを問いただすと共に、一日にも早く6カ国協議に復帰するよう促す予定だ。 また韓国政府は、50万トンのコメ借款の提供と肥料10万トン支援など、北朝鮮が提起する可能性の高い経済協力案については議論そのものを留保する計画である。 そのため、会談の結果に発表される共同報道文は作成できない可能性もある。 双方は三日目の13日午後に終結会議を開き、北朝鮮代表団は14日午前10時にチャーター便で帰国の途に就く予定だが、会談の経過によっては日程も流動的に調整される見通しである。 韓国側からはイ長官を首席代表として、財政経済部の朴炳元(バク・ビョンウォン)第1次官、文化観光部の劉震竜(ユ・ジンリョン)次官、統一部の李寛世(イ・グァンセ)政策広報管理室長とユ・ヒョンホ局長らが、北朝鮮側からは権責任参事を団長に、民族経済協力委員会の朱東賛(ジュ・ドンチャン)副委員長、朴鎮植(バク・チンシク)内閣参事、祖国平和統一委員会書記局のメン・ギョンイル副局長とチョン・ジョンス部長らが出席する。