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2010-05-28 1158  ヒット
内容

* 日本関西国際空港は大阪空港の騒音・拡張不可などの限界のために海上空港建設
* 金海空港の限界克服のための推進与件と類似, 加徳島海岸空港が建設されれば...

「東北亜ハブ空港フォーラム」(会長 徐ウィテク, 前外国語大総長)は5月19日(水) 午前10時30分、市庁1階大会議室でハブ空港フォーラム会員, 地域専門家, 市民団体, 釜山発展研究院関係者等が参席して日本関西国際空港調査会 YAMAUCHI YOSIKI(山?芳樹) グループ長を招請して「海上空港建設専門家招請国際討論会」を開催すると明らかにした
       
山?芳樹グループ長は1985年から関西国際空港の建設と運営状況に直・間接的に参与してきた関西国際空港の生きた証人で空港及び航空関連施設計画、地域計画、社会経済分析等を研究して来た国際的空港専門家である。
 
山?芳樹グループ長は主題発表を介して関西国際空港は既存の大阪 伊丹国際空港が騒音関連訴訟に因って夜間飛行運航が禁止され、又、成田空港建設時に住民らの土地収用反対運動で予定通りの空港建設が行われず、24時間運営が出来なかった経験を構えて日本政府が24時間運営できる新空港建設のため、最初から海岸と海上を中心に候補地を選定する事になり, 特に現在の泉州沖が環境影響予測で航空騒音等が他地域より優越した条件を備えていたので最終立地に選定されたと明らかにした。

関西国際空港の場合、建設時に周辺海域に及ぼす影響を最小化する為に先ず護岸建設後に埋め立て工程を採択、接近性を高くするため電鉄と鉄道、高速道路等を大阪・神戸・京都等と連結し、2006年度には神戸空港と高速旅客船を連結(1日16便)して2箇所の空港が相互依存し相乗効果を高揚していると紹介し、接近性は道路・鉄道・船舶などを通して幾らでも改善可能な課題であると指摘した。

同時に、政府の財政圧迫、空港建設運営の一体化、民間経営による弾力的推進、地域の参加による協助体制を具えるためには国家と地方、民間業者が共に参与する特殊会社方式が望ましいとしながら民間投資方式の考慮も検討して見る価値があると助言した。

この様な側面から金海空港の航空騒音被害, 安全性不足等の問題を克服するため新空港を建設しようとする釜山と大阪関西国際空港建設当時の与件は極めて類似しており, 関西国際空港の事例は新空港建設のモデルになるものと期待している。

二番目の発表者に登壇した釜山大学校の鄭フォンヨン教授は「空港の評価と魅力的な空港建設の為の提言」と言う主題発表を通して良好な空港になる為には先ず「利用し易い空港」「建設及び拡張し易い空港」「管理運用し易い空港」にならなければならないと前提した後

空港利用者である操縦者と管制者の観点からは障害物の無い安全な空港を最優先的に選択し、航空社の観点からは空港使用料が低廉で、航空騒音被害による夜間運航統制時間(Curfew-Time)が短い空港を選り好むので海岸空港建設の妥当性を主張した。


空港による被害には土地利用の制限、航空機事故の危険、航空機騒音の被害などの例を挙げると空港は決して産業団地と同じ様な誘致の対象ではないと主張し、金海空港近隣地域が発展出来ずにいる理由を密陽地域住民は深く考察すべきだと主張した。

一方、「東北亜ハブ空港フォーラム」ではこの度の国際討論会の結果を政府に建議し、立地選定に反映する事を要請する予定である。
                                                                  <Silver日本語通翻訳奉仕会 翻訳>