Haeundae
海の観光の新スポット国立海洋博物館が開館
海に関する資料が1万2,000点…体験ゾーンも豊富
釜山に新しい名所ができた。7月9日に開館した韓国初の総合海洋博物館がそれである。
同館は釜山市影島区(ヨンドク)東三洞(トンサムドン)にあり、延べ面積4万5,444?、地下1階、地上4階の規模。
海の歴史や文化、科学、産業、生物など海に関する1万2,000点もの膨大な資料を所蔵する。
中でも注目されるのは、デンマークのコペンハーゲンにあるバイキング博物館が所蔵していたバイキング船(長さ7.7m、
6人乗り)やイタリアのベネチアのゴンドラ、1800年代の朝鮮と日本を行き来した朝鮮通信使船を復元したものなどだ。
李舜臣(イ.スンシン)将軍と亀甲船関連の資料および水軍関連の文書など、さまざまな貴重本も多数入手した。
数百年前の航海の記録なども展示している。
海洋博物館では「私の海、私たちの未来」をテーマに、
世界の主な海洋関連の博物館の見所を集約した展示や体験空間を用意している。
1,2階には海洋図書館や企画展示館、子供博物館が入り、3階には海洋文化、
海洋関連の歴史と人物、海洋船舶、海の生き物、海洋体験など5つの常設展示館を備えている。
同じ階に設置された大型水族館には透明のアクリルで作られた通路があり、
まるで海の中を歩くような感覚を体験できる。
4階には海洋科学、海洋産業、海洋領土の3つの展示館が入り、
4D映像館では立体的でダイナミックな映像を楽しめる。
入場料は無料。但し、4D映像館では個人4,000ウォン、団体(15人以上)3,000ウォンの観覧料が必要。
※問い合わせ:国立海洋博物館(051-309-1900)
<資料提供:: ダイナミック釜山 >