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釜山・蔚山・慶南の15校で給食中止

2006-06-26 867  ヒット
内容
ソウルと仁川(インチョン)、京畿(キョンギ)地域の学校で史上最大の集団食中毒が発生し、釜山地域の中高4校及び蔚山の高校1校、慶尚南道(キョンサンナムド)の中高10校も23日一斉に給食を中止し、昼食はパンと飲み物で済ました。一部では、給食中止のために短縮授業に切り替えた学校もあった。 23日、教育人的資源部及び市道教育庁などの関係当局によると、給食サービス会社であるCJフードシステムから提供された給食をとったソウルと仁川、京畿地域の中高25校 (給食所基準では19ケ所)で、1,709人の食中毒患者が発生した。今回の事態は、今月16日にソウル地域の3校で発生したのを皮切りに21日には本格的な広がりを見せた。 教育部は、問題となった給食会社から食材の納品を受けている全国93校8万人余りの生徒に対して、暫定的な給食中止措置をとった。 同社から給食サービスを受けている釜山、蔚山(ウルサン)、慶南地域の一部の学校では、現時点では食中毒など発生していないが、昼食のメニューをパンと飲み物に変更した。疫学調査の結果が出るまではお弁当持参などの措置を講じることにしており、生徒たちは当分の間不便を強いられることになった。 釜山K女子中学校では短縮授業を行い、普段よりも早い午後2時頃に生徒を下校させた。また、家庭通信文で来週から夏休みまではお弁当を持参するように伝えた。 釜山S工高など3高校でも、この日はご飯の代わりにパンを提供したものの、来週月曜日以降の対応について決めかねている。 一方、教育当局は今回の食中毒の原因について、給食会社直営の仁川及び水原(スウォン)物流センターから学校給食センターに一括して供給された食材のうち豚肉の汚染によるものと推定している。釜山、蔚山、慶南では首都圏地域とは異なる梁山(ヤンサン)物流センターを利用しているため、「問題の豚肉」とは別会社の製品を使用している。 釜山市教育庁は同日、給食を実施している管内の学校に緊急公文を送り、食材の抜き打ち検査などを実施するなどして衛生安全に万全を期するよう呼びかけた。