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"冬季の寒波に対して次のように備えましょう"
- 釜山市, 寒波に対する市民の行動要領を広報
提供部署 : 災難安全担当官室 電話番号 : 888-4171
* 安全に冬季を過すため「寒波に備える市民の行動要領」を
市及び区・郡のホームページと地域内電光板を介して広報
* 身体末端部分の凍傷に注意し、低体温症の疑いが有る時には即時病院に行かなければならない。水道計量器やボイラ配管を古着などで保温する一方, 自動車運行, 電気使用にも注意が必要である。
冬季の猛寒気が継続している中、釜山市が安全に冬を過せるよう寒波に備える市民行動要領に対する広報をすることになった。
「寒波」とは温度が低い寒冷気団が緯度が低い地方に来襲して気温が急激に低くなる現象の事である。気象庁では朝の最低気温が前日より10℃以上落ちて平年よりも3℃が低くなるものと予想されるか、急激な低温現象で重大な被害が予想される場合などに寒波注意報を発している。昨年、釜山では1月15日に始まり、2回ほど寒波関連気象特報が発せられた。今年の冬季の気温は平年(-3~8℃)より多少高いが、急激に低くなる時もあり寒波が来襲し、降水量は平年(56~183?)より多少少なくなるだろうが地形的に多量の降雪があるものと予想されている。
従って釜山市及び区・郡のホームページを始め地域内電光板などを介して寒波に備える市民行動要領を積極的に広報する計画である。この他にも釜山市災難安全対策本部(888-4171, 4119)を始め断電事故(韓電) 局番なしの123番, 断水事故(上水道事業本部) 121番など寒波被害接受班を構成・運営する。
先ず、寒波に備える為には *手指, 足指, 外耳, 鼻先などの身体末端部位の凍傷に注意 *激しい悪寒 ・疲労,記憶喪失, 方向感覚喪失, 不明瞭な発音などの感覚を感じた場合には低体温症の疑いがあるから即時病院に行く事 *血圧が高いとか心臓が弱い方は露出部位の保温に留意し、特に頭部の保温に神経を使うようにとお願いしている。 そして、出来るだけ昼間に外出し,家族又は知己に行先地と時間計画を予め知らせて置くようにする。 冬季の運動には運動直前にストレッチングと適当な準備運動をして負傷を未然に防止し, 冬には体温維持の為 10~15%のエネルギーが消費されるから運動の強度を平素の70~80%水準に下げるのが良い。
水道計量器の保温の為、保温函内部に古着などを詰め込み、外部にはテープを貼り付けて冷たい空気が入らないようにし, 長期間家を留守にする場合には水道の蛇口を少し開けて水滴が垂れるようにして凍結破裂を防止する。また、ボイラー下の配管は古着などで包んで保温し、長期間留守にする時にはボイラーを消さず凍結破裂防止又は外出機能にして置くのが良い。ボイラー配管が凍った時には温水や温熱機(ヘアドライヤーなど)を利用して徐々に解凍するようにする。
自動車は低速運行, 充分な車間距離を確保するなど安全運転守則を遵守する他にも *道路結氷に備えてスノーチェーン等の準備 *ヒーターを高くして前面硝子の霜や薄氷を除去して視野を広め、路面凍結などの突発事態に備える *滑りやすい道で手動変速機車両は2段ギアに半クラッチを使用し、自動変速機車両は加速器を徐々に踏んで出発 *カーブ道では予め速度を抑えて, カーブを廻りながらギア変速をしてはいけない。 *結氷路面では停止する時にはエンジンブレーキ(低速エンジン+低速ギア)で速度を充分抑えてから徐々にフットブレーキを踏んで停止するなど安全守則を守るように勧めている。
特に、冬季火災予防のため電熱器や暖房機を過度に使用せぬようにし、大単位アパート団地などで容量の大きい電気器具を使用する場合には「1時間使用 15分停止」を習慣化して過負荷 (停電)を防止しなければならない。又、引火性物質や可燃性物質を電熱器付近に置かない様にし, 一つのコンセントから多数のコンセントに分けて多数のプラグを蛸の足のように使用せぬ事。
釜山市の関係者は「市民の皆様も冬季の寒波に備えて市民行動要領を熟知されて皆様が温かく安全に冬を越えされますよう お願い致します。」 と伝えている。
<Silver日本語通翻訳奉仕会 翻訳>