Haeundae
□ 釜山市は、現金利用の減少や交通カードを中心とする公共交通の利用環境の変化に対応し、より便利で安全な市内バスの利用環境を整えるため、10月から3カ月間、「キャッシュレスバス」を試験運行する。
○ 近年、市内バスでの現金利用率は減少を続けており、ほとんどの市民が交通カードなどのキャッシュレス決済を利用している。
○ 一方、現金利用が減少しているにもかかわらず、現金運賃箱の維持・管理や現金収入の集計・管理などには継続的にコストや人手がかかっており、公共交通の利用環境の変化に合わせて、バス運賃の収受方法を見直す必要性が指摘されてきた。
□ これを受け、市は現金利用率の低い路線を中心に「キャッシュレスバス」を試験運行し、運行を通じて利用者の不便や現場からの意見などを丁寧に把握しながら、制度の改善を進める計画だ。
○ 試験運行の対象は35路線542台(市内バス全体の約20%)で、座席バスや現金利用率が比較的低い路線を中心に選定した。
○ 利用者の不便、現金利用者による代替決済手段の利用状況、乗務員やバス事業者からの意見、苦情・問い合わせの状況などを総合的に分析し、必要な改善を行った上で、全面導入する計画だ。
□ 特に市は、制度の実施にあたり、高齢者などデジタル機器の利用に不慣れな人の不便を最小限に抑えることを最優先とし、代替決済手段の確保と事前周知を並行して進める。
○ 現金しか持っていない利用者もバスを利用できるよう、「優先乗車」を原則とし、乗車後に口座振込で運賃を支払えるようにする計画だ。
○ また、伝統市場など高齢者の往来が多い地域を直接訪問する「交通カード配布キャンペーン」を実施するほか、試験運行の対象路線や利用方法を市民に十分周知するため、バス車内・車外の広報物や新聞など、さまざまな媒体を活用して集中的にPRする予定だ。
○ さらに、交通カードを中心とした運賃収受システムが定着すれば、より正確な利用データを把握できるため、今後、データに基づいた効率的な市内バス路線の運営にも役立つと見込んでいる。
2026年10月1日から「キャッシュレスバス」の試験運行が始まります。
交通カードがない場合は口座振込で支払い可能
試験運行路線
一般バス:16, 29, 41, 57, 62, 73, 80, 82, 83, 83-1, 85, 88-1, 105, 106, 107, 108, 109, 124, 128-1, 184, 188, 190, 300, 583番
座席バス:1001, 1002, 1003, 1004, 3001, 3002, 3003, 3005, 3006, 3007, 3008番