Haeundae
□釜山市は、9月から本格運行を開始する自動運転バスの開通式を、7月10日午前11時に東海線オシリア駅広場で開催した。
□この開通式は、オシリア観光団地一帯での自動運転バス運行の本格開始を市民に広く知らせ、自動運転技術への理解と関心を高めることを目的とした、市民向け広報活動の一環として行われた。
□自動運転バスは9月より、オシリア観光団地一帯で本格的な運行が始まる予定であり、市民は日常の公共交通手段として利用できるようになる。
○ 当該自動運転バスは、一般車両と同じ道路を走行する混在運行方式を採用している。自動運転レベル3*の基準に基づき、試験ドライバーが同乗し、システムからの要請に応じて手動操作に切り替える形で運行される。
*自動運転レベル3:条件付き自動化車両が高速道路や特定条件下で運転者の介入なく走行できる段階。
○ 自動運転バスは8月まで、オシリア観光団地一帯を中心に運行される予定だが、一般市民向けの乗車サービスは9月以降に本格提供が始まる見込みである。
□朴亨埈(パク・ヒョンジュン)市長は開通式で次のように述べた。「釜山初となる今回の自動運転バスの運行は、市民の日常が本格的にAI(人工知能)交通システムの基盤に乗るという点で、大きな意義があります。
AIは市民の生活の質を高め、社会全体を成長へと導く鍵です。釜山市は今後も革新のスピードを加速させ、交通にとどまらず、産業、経済、文化、行政、教育など、都市全体をAI基盤のもとで発展させていきたいと考えています。」