Haeundae
□釜山市所在のクラシック釜山は、6月21日から28日までの8日間にわたり開催される「釜山コンサートホール開館フェスティバル」について、チケットの発売日が5月7日に決定したと発表した。
○ 6月21日の開館公演に先立ち、前日の20日には市主催による開館記念イベントが開催される予定。
□釜山初のクラシック専用ホール「釜山コンサートホール」では、6月21日より、芸術監督チョン・ミョンフンの指揮によるアジア・フィルハーモニー管弦楽団(APO、以下オーケストラ)と、世界的な演奏家たちによる待望のフェスティバルが幕を開ける。
○ オーケストラ(APO)は、▲フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、▲シュターツカペレ・ベルリン、▲ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団など、世界の名門楽団で活躍するアジア人首席奏者たちで構成されたフェスティバル・オーケストラである。
□6月21日の開館公演では、芸術監督チョン・ミョンフンの指揮のもと、オーケストラ(APO)とともに、ベートーヴェンの『三重協奏曲』および『交響曲第9番「合唱付き」』が演奏される。
○ 『三重協奏曲』では、▲ヴァイオリニストの庄司紗矢香、▲チェリストのジャン・ワン(王建)、▲そしてピアニスト兼指揮者としてチョン・ミョンフンが共演。「合唱付き」交響曲には、▲ソプラノのファン・スミをはじめとする韓国屈指の声楽家たちに加え、「2025クラシック釜山シーズン合唱団」と昌原市立合唱団が参加する。
□22日には、▲ピアニストのチョ・ソンジンがオーケストラ(APO)とともにチョン・ミョンフンの指揮で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番『皇帝』を演奏。また、▲オルガニストのチョ・ジェヒョクが、釜山コンサートホールの壮麗なパイプオルガンを用いて、サン=サーンスの交響曲第3番『オルガン付き』を披露する予定だ。
○ 当初はリサイタル形式で予定されていたチョ・ソンジンとチョ・ジェヒョクの公演は、フェスティバルに合わせ、チョン・ミョンフン指揮によるオーケストラ(APO)との特別プログラムとして再編された。
□23日には、世界的ピアニストのソヌ・イェゴンが、オーケストラ(APO)の団員とともに、ベートーヴェンやブラームスのピアノ三重奏曲など、濃密な室内楽の舞台を届ける。また、25日には、チョン・ミョンフンが指揮者ではなくピアニストとして出演する。
□27日と28日、ベートーヴェンが残した唯一のオペラ『フィデリオ』で華やかにフィナーレを飾る。芸術監督チョン・ミョンフンの指揮で、▲オーケストラ(APO)と▲釜山市立合唱団、▲国立合唱団によるステージが構成される。
□釜山コンサートホール開館フェスティバルは、▲有料会員を対象とした優先予約を5月7日14:00から釜山コンサートホール公式ホームページ(classicbusan.busan.go.kr)で開始、▲一般向けのチケット販売は5月8日16:00から、同公式ホームページおよび外部チケットサイト(インターパーク、チケットリンク、YES24)にてオープン予定。また、▲釜山・慶尚南道の中高大学生を対象に、1万ウォンの学生チケットも販売予定となっている。
○ 有料会員制度や詳細な予約スケジュールは、釜山コンサートホール公式ホームページ(https://classicbusan.busan.go.kr/)を参照。
○ ただし、6月22日のピアニスト・チョ・ソンジン協演公演に限り、有料会員向けは5月8日14:00、一般販売は5月9日14:00から開始する。問い合わせはクラシック釜山公演企画チーム(☎ 051-640-8888)まで。