Haeundae
□釜山市は、(社)釜山国際建築祭組織委員会(以下、釜山国際建築祭)とともに、来年2月までの毎週末に「トコトコ、釜山建築ツアー」(以下、建築ツアー)を運営すると発表した。
ㅇ建築ツアーは、釜山の建築が持つ優れた魅力を正しく広めることを目的とした市民参加型のプログラムで、都市の建築物を巡りながら、その歴史と価値を体感できるウォーキング型ツアーだ。
ㅇ都市や建築に関心のある市民であれば、誰でも参加可能。
□本建築ツアーでは、釜山を代表する都市・建築文化資産を巡る ▲センタムシティ建築(海雲台区) ▲国連・文化建築(南区) ▲旧都心建築(中区) ▲東莱伝統建築(東莱区)の4コースに加え、今年は新たに ▲山腹道路建築(東区)コースが加わり、計5つのコースが運営される。
ㅇ【センタムシティ建築コース(海雲台区)】釜山市立美術館の李禹煥空間(Space Lee Ufan)やBEXCO、新世界百貨店、映画の殿堂など、センタムシティ一帯に位置する代表的な現代建築を巡るコース。
ㅇ【国連・文化建築コース(南区)】釜山市立博物館、釜山文化会館、国立日帝強制動員歴史館、国連平和記念館、国連記念公園など、釜山ならではの護国・報国文化遺産や顕忠施設を巡るコース。
ㅇ【旧都心建築コース(中区)】白山記念館、釜山気象観測所、大韓聖公会・釜山主教座聖堂、釜山近現代歴史館別館などを訪れながら、釜山の歴史とアイデンティティが感じられる近代建築を巡るコース。
ㅇ【東莱伝統建築コース(東莱区)】長官庁、東軒(役場)、東莱郷校など、朝鮮時代東莱府の建築を巡り、伝統文化の息吹に触れるコース。
ㅇ【山腹道路建築コース(東区)】釜山ユーラシアプラットフォーム、旧百済病院、ゲストハウス「Five Trees」「CatNap」、傾斜型エレベーターで登る168ザ・デッキ、イバグ工作所、望洋路山腹道路展示館などを訪れ、釜山の立体的な都市景観と魅力を感じる新コース。
□特に、今年新設された「山腹道路建築」コースは、5月10日から正規コースとして運営される。
□各コースの所要時間は徒歩でおよそ2時間30分。すべてのコースには、建築解説の専門家である「釜山建築文化解説士」が同行し、実際に建築物を見学しながら、その構造や歴史、背景に込められたストーリーをわかりやすく案内する。
□建築ツアーの申し込みは、釜山国際建築祭のホームページ(http://www.biacf.or.kr/)にて可能。参加費は1人あたり5,000ウォンで、参加者には各コースの特色が盛り込まれた記念品が提供される。
ㅇツアーは、毎週月曜日、祝日および連休、釜山国際建築大展の展示期間(9月17日〜21日)を除いて運営される。 11人以上の団体の場合、週末に限らず平日も随時運営されており、参加希望者は釜山国際建築祭事務局(☎ 051-744-7762)まで電話で申し込むことができる。
トコトコ、釜山建築ツアー
ㅇ運営期間:2025.3.~2026.2.毎週土曜日14時、日曜日10時
(各回3名以上の申込時に実施)
※団体ツアー(11名以上)は平日も常時運営
※毎週月曜日、旧正月・秋夕などの連休、釜山国際建築大展の展示期間(9月17日〜21日)は運営休止
ㅇ参加対象:約2時間30分の徒歩移動が可能で、都市・建築に関心のある市民ならどなたでも
ㅇ運営コース:全5コース
・センタムシティ建築/国連・文化建築/旧都心建築/東莱伝統建築
・山腹道路建築(※2025年5月より通常運営予定)
ㅇ参加費:1人5,000ウォン(保険加入、記念品提供含む)
ㅇ解説付きガイド:釜山建築文化解説士(21名)
ㅇ主催・主管:釜山広域市/(社)釜山国際建築祭組織委員会
○ ホームページ: http://www.biacf.or.kr/