Haeundae

ニュース

新着情報

グローバル観光都市として大きく一歩前進!…釜山市、「2023人気急上昇旅行地」グローバルTOP2受賞

2023-11-13 66  ヒット
内容

부산전경- 봉래산 야간트레킹


□ 世界3大OTA(オンライン旅行会社、Online Travel Agency)プラットフォーム企業*である「トリップドットコム(Trip.com)」が主管する「2023人気急上昇旅行地賞」で、釜山がグローバルTOP2に選ばれた。

* 世界3大OTA企業:ブッキングホールディングス(Booking Holdings Inc.)、エアビーアンドビー(Airbnb,Inc.)、トリップドットコム

○ 「人気急上昇旅行地賞」は、トリップドットコムの利用者を対象とした調査(レビュー・検索・購入・評価・購読の5項目)の結果、昨年と比較して今年特に人気が急上昇した旅行地(都市)に贈られる賞だ。利用者投票と審査委員会および理事会の最終審査の結果、今年は、1211か所の旅行地の中から2都市が選ばれた。

○ 「人気急上昇旅行地賞」は、実際の利用者の声を基に選ぶ「利用者賞」として新たに設けられた賞で、今年は、釜山市とウィーン(オーストリアの首都)の2都市がグローバルTOP2として選ばれた。


□ また、釜山市は今回、「2023ベストパートナー・オブ・ザ・イヤー(Best Partner of The Year 2023)」も同時に受賞し、今年のトリップドットコム「グローバルアワード」では2つの賞を受賞することとなった。

○ 「ベストパートナー・オブ・ザ・イヤー」は、トリップドットコムの数あるグローバルパートナーの中から選ばれた30パートナーに贈られる賞で、アジア圏では7パートナーが選ばれた。


□ 釜山市は、今年、中国政府の海外団体旅行が解禁される(8月10日)前から、中国市場をターゲットとして広報とマーケティングを集中的に行ってきた。それが現地で大きな反響を呼び、今回の受賞につながった。

○ 釜山市は、今年6月、中国での▲釜山市長の4省放送インタビュー、▲主要都市(北京、上海、広州)を対象とした旅行誌・ポッドキャストへの釜山特集の掲載、▲観光説明会の開催など多方面で広報活動を実施し、釜山の魅力を積極的にPRした。

○ ▲上海の外灘(ワイタン)鴻錦(ホンジン)に造成された「釜山テーマストリート」は、大きな盛り上がりを見せた(訪問客数約13万人、現地メディアでの再生回数9億回達成)。


□ また、中国最大のOTAであるシートリップ(携程、Ctrip)と釜山市が共同で行ったライブコマース放送(デジタルプラットホーム上でライブ配信を行い、商品を紹介・販売する)では、取り上げられた釜山の観光商品が高い関心を集めヒット商品となり、釜山の認知度向上につながった。

○ 観光商品の売上は約75億ウォン(約2万3000件)を達成し、同時接続数も960万人に達した。

○ 釜山市は、昨年、世界的な旅行誌「ナショナルジオグラフィック(National Geographic)」の「2023年ハッとするほどの魅力を持つ旅先25か所」にアジア圏で唯一選出された。これに続き、今回、国内外のトリップドットコム利用者に高く評価され「2023人気急上昇旅行地」となったことで、グローバル観光都市としての地位を確固たるものにし、アフターコロナへの転換期の今、さらなる跳躍に向けて大きく一歩、踏み出したといえるだろう。


□ 釜山に対する海外からの評価は、今年の釜山訪問外国人観光客数の急増からも十分に見て取れる。アフターコロナの中で、釜山の観光産業は急速に回復しつつあり、今年の外国人観光客は100万人(8月までの統計)を突破している。

○ 外国人観光客数は、現時点で昨年対比416.2%の増加となる。その中でも、8月の中国政府の海外団体旅行解禁以降の中国人観光客数の急増は釜山の観光産業の発展に向けた追い風となるものと大きく期待されている。また、都市別の外国人訪問客数で比較しても増加率は高く(全国平均373%、釜山市416.2%)、アフターコロナの中での釜山市の観光産業の回復率は国内でも高いといえるだろう。


□ 「釜山」の都市としての評価は、海外だけでなく韓国国内においても非常に高く、「2023年国内夏休み旅行満足度調査1位」、「国内観光客が選んだ最高の夜間観光都市」に選定されている。

○ 消費者リサーチ専門機関である「コンシューマー・インサイト(Consumer Insight)」の「2023年国内夏休み旅行満足度調査」では、2016年以後7年連続で1位の座を堅持してきた済州(チェジュ)を抜き、釜山が初めて1位に輝いた。「国内夏休み旅行満足度調査」は、「主要旅行地、満足度、推薦度」についての調査結果から総合満足度を算出するもので、「旅行資源としての魅力度」5項目(ヒーリング、見どころ、グルメ、レジャー、ショッピングなど)に「旅行環境の快適度」5項目(清潔度・衛生面、便宜施設、物価・商道徳、安全・治安、交通など)を加えた計10項目についての調査結果に基づき、各地域の総合満足度の変動要因を分析する指標として活用されている。今回、釜山は「旅行資源としての魅力」5項目の全てにおいて上位3位内に入選した。特にグルメ部門では評価が高く、1位となった。

○ また、釜山市は、韓国観光公社の「2022年夜間観光実態調査」でも最も高い評価を得て、国内観光客が選ぶベスト夜間観光都市に選ばれた。この調査は、夜間観光の活性化に向けて、各地域の夜間観光の現状と観光客の評判の把握を目的とするもので、過去3年以内に韓国国内で夜間(午後6時以降)観光をした経験がある韓国在住の満19歳以上、1000人を対象に行われた。今年、釜山は文化体育観光部と韓国観光公社の「国際名所型夜間観光特化都市」に選定され、様々な夜間観光プログラムの開発に取り組んでいる。


□ 朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、国内外から高い評価を得ていることについて、「昨年からの「2030釜山国際博覧会」誘致に向けた国を挙げての取り組みが、釜山の都市ブランド力の強化につながった。また、「ピンクフォン・ベイビーシャーク」や「シルク・ドゥ・ソレイル」等のグローバル知識財産(IP)コンテンツの誘致に向けた努力の結果、また、国際観光都市育成事業の成果であるとも言えるだろう。」とし、「釜山市は、現状に満足せず、今後も継続してグローバルグルメ観光都市の育成に向けたミシュランガイドの発刊や夜間観光特化都市の造成など、釜山ならではの魅力を活かした新たなコンテンツの発掘や各主要観光市場毎のマーケティングに力を注ぎ、観光都市としてのさらなる国際競争力の強化を目指しグローバル観光コンテンツの育成を推進していく。」と述べた。