釜山市、「2024UN（国連）プラスチック協約、第5回政府間交渉委員会」誘致
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□ 釜山市は、国連関連の大規模国際行事である「2024UN（国連）プラスチック協約、第5回政府間交渉委員会（INC*-5）」を誘致した。
*INC : Intergovernmental Negotiating Committee to end plastic pollution including in the marine environment
□ 「UN（国連）プラスチック協約、政府間交渉委員会」は、国連傘下の環境部門で最高の意思決定機構である国連環境総会（UNEA、国連Environment Assembly）の決議により、海洋プラスチックを含むプラスチック汚染に関する拘束力のある国際協約成案を目的として組織された政府間交渉機構だ。
○ 昨年11月にウルグアイのプンタ・デル・エステで第1回会議が、5月にフランスのパリで第2回会議が開催された。
今後、11月にケニアのナイロビで3回目、来年上半期にカナダで4回目の会議が開催される予定だ。
○ 来年下半期に釜山で開催される第5回会議の後、最終的に国際協約の成案がたてられる計画だ。
UN（国連）プラスチック条約政府間交渉委員会会議概要
ㅇ1次（INC-1）：2022年11月28日～12月2日、ウルグアイ（プンタ・デル・エステ）
ㅇ2次（INC-2）：2023年5月29日～6月2日、フランス（パリ）
ㅇ3次（INC-3）：2023年11月13日～11月19日、ケニア（ナイロビ）
ㅇ4次（INC-4）：2024年上半期、カナダ
ㅇ5次（INC-5）：2024年下半期、韓国（釜山）
□ 今回の第5回会議の釜山誘致は、外交部の開催都市提案公募の中で、全国の都市との激しい競争の末に獲得したものだ。誘致に伴い、来年下半期に170か国（約2～3千人）の政府代表団などの釜山BEXCO（ベクスコ）来訪が見込まれている。
○ また、海洋環境関連の国際会議の開催は、現在、市が推進中の資源循環クラスター造成事業の推進にも弾みをつけるものと期待されている。
○ 海洋科学技術院、海洋水産開発院、国立水産開発院など、釜山所在の国際的にも最高水準の研究機関との協業により、海洋環境分野において大きな成果があげられるものと期待されている。
