Haeundae

ニュース

新着情報

釜山アジア映画学校の教育生による共同製作映画、世界の舞台に

2019-08-19 499  ヒット
内容

AFiS 
Busan Asian Film School  

 

釜山アジア映画学校「Busan Asian Film School(AFiS)」の教育生による作品が、世界有数の映画祭に招待されるなど可能性が認められ、成果を出している。

 


8月28日開幕する第76回ベネチア国際映画祭オリジョンティ(Orizzonti)競争部門に招待される国際共同制作短編映画「ロクァイア(Roqaia)」は、国際映画ビジネスアカデミー在学生のナスリン・ジャマル(Nasrin Jamal)監督(アフガニスタン)が演出し、アリフーラーマン(Md Arifur Rahman)プロデューサー(バングラデシュ)が制作した映画で、アフガニスタンの首都カブールを背景に自殺爆弾テロで生き残った12歳の少女ロクァイア(Roqaia)を主人公として取り扱っている。 12カットのみ、11分の作品で、アフガニスタンの子どもが直面している悲劇的な現実を強烈かつ明瞭なイメージでアピールしている。


国際映画ビジネスアカデミー教育生の中西舞監督(日本)と釜山のイ・ジュンサン(Lee Junsang)プロデューサーが共同で開発中の長編ホラー映画「ハナ(Hana)」は、7日に閉幕した第23回富川国際ファンタスティック映画祭イットプロジェクト(IT Project)に招待され、ビアイジ・ナフ(B.I.G NAFF)コリアン・アワードを受賞した。 釜山で撮影と後半作業のメンタリングを受けて完成された同名の短編映画を長編映画に開発している同映画は、シンガポールを代表するエリック•ク(Eric Khoo)監督が制作に参加する韓国•日本•シンガポール国際共同制作プロジェクトで、投資が終わり次第釜山で韓国の俳優をキャスティングして撮影される予定だ。


また、2018年の卒業生リンデル・ゲイル・タガログ・オソリオ(Lyndel Gale Tagalog Osorio)プロデューサー(フィリピン)と、スパチャ・ティプセナ(Supatcha Thipsena)プロデューサー(タイ)が準備中の長編映画プロジェクト「バビロン(Bablyon)」は、トリノ短編映画マーケットで5,000ユーロ相当のサルデシャ(Sardegna)体験賞を受賞し、アブドゥル・ザイニディー(Abdul Zainidi)監督(ブルネイ)が開発して釜山出身のイ・ジョンウ(Lee Jungwoo)プロデューサーが合流した「ミミズと魔女(Worm and the Widow)」は昨年富川国際ファンタスティック映画祭NAFFイットプロジェクト(IT Project)で受賞し1千5百万ウォンの賞金をもらった。


そのほか、多数の国際共同制作プロジェクトが釜山国際映画祭の期間中に開催されるリンク・オブ・シネアジア(LINK OF CINE-ASIA)アフィス(AFiS)プロジェクトのピッチングとビジネスミーティングを通じて投資・制作・配給会社に会っている。


2017年初の教育生を迎えた国際映画ビジネスアカデミーは、1年単位で運営されている釜山アジア映画学校の正規課程で、映画プロデュース教育を専門とする。 アジア地域内で映画制作経歴のある映画関係者を対象に20人前後の教育生を選抜し、長編映画プロジェクトの企画開発をはじめ、映画の投資やマーケティング、配給、映画法、政策などのカリキュラムを通じて企画プロデューサーを養成している。


また、毎年教育生たちは自国の映画産業情報を整理・分析した報告書をまとめて映画産業白書を発刊し、国内外の映画関係者たちとアジア映画産業に対する情報を共有し、国際共同製作プロジェクトの開発を支援するなど、アジア内の新しい国際共同製作プラットフォームとしての役割を全うしている。


お問い合わせ: 映像コンテンツ産業課 (051)888-5144