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釜山市、「2030釜山国際博覧会誘致祈願、グリーンクル・チャレンジ」キャンペーン開催

2023-04-05 148  ヒット
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Stop Climate Change Seoul 1564 vs Busan 1597

Stop Climate Change
Seoul 1564 vs Busan 1597 


- 気候危機時代、エキスポで地球の気温を下げましょう! -

釜山市、「2030釜山国際博覧会誘致祈願、グリーンクル・チャレンジ」キャンペーン開催


釜山市は、3月30日から4月9日までの11日間、ソウルの光化門(クァンファムン)や釜山駅等で「2030釜山国際博覧会誘致祈願、グリーンクル・チャレンジ」キャンペーンを開催する。


「グリーンクル」とは、環境を意味するグリーン(Green)と自転車(Bicycle)の合成語だ。「グリーンクル・チャレンジ」は、75インチ大型DIDパネルを見ながらサイクリングを楽しむゲームで、参加者は、自転車のペダルを漕いで電気を起こし、パネルの左側に表示された地球の気温のゲージが下がっていく様子を見ながら、90秒間での走行距離を競う。


今回のキャンペーンは、4月初旬の博覧会国際事務局(BIE)による現地視察の日程に合わせて実施される。「2030釜山国際博覧会」のメインテーマ「世界の大転換、より良い未来に向けた航海」とサブテーマについて「グリーンクル・チャレンジ」等を通して身近に体験できる内容となっており、「エキスポで気候変動阻止(Stop Climate Change with EXPO)」をテーマとする国民に向けたキャンペーン*の一環として開催される。

*➊グリーンクル・チャレンジ(4月、6月)、➋エキスポ海洋館(4~10月)、➌グリーンウェーブ(4~9月)


<2030釜山国際博覧会のテーマ・サブテーマ>

□(メインテーマ)世界の大転換、より良い未来への航海(Transforming our world, Navigating toward a better future)

- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックをはじめ、気候変動と環境危機、社会の二極化等、人類が直面している地球規模の課題を解決し、より良い未来に向かって進むためには、人間と自然・人間と技術・人間と社会の相互関係の根本的な大転換が必要とされている。


□(サブテーマ)

① 自然との持続可能な暮らし(Sustainable living with Nature)

- 無分別な経済至上主義から脱却し、新気候体制およびカーボンニュートラル(炭素中立)社会を実現することで、自然環境を回復し人間と自然の持続可能な生活を構築する。


② 人類のための技術(Technology for Humanity)

- デジタル時代への転換期において、全人類が技術発展の恩恵を受け、技術と人間が相互に発展する社会を実現する。

③ ケアとシェアのプラットフォーム(Platform for Caring and Sharing)

- 世代間、デジタル産業と伝統産業、先進国と開発途上国の間の社会の二極化の解決により共有し合う社会を実現する。


キャンペーンの開催場所は、ソウルの光化門広場(3月30日~4月3日)、ソウルのCOEX K-POPスクエア(4月4日~4月9日)、釜山駅前広場(3月30日~4月9日)の計3か所で、▲グリーンクル・チャレンジ体験、▲再生可能エネルギー体験、▲国際博覧会の紹介、▲「2030釜山国際博覧会」誘致を支持するオンライン署名等、国民参加型のキャンペーンが実施される。


キャンペーン期間中にグリーンクル・チャレンジで得られた電力は、イベント終了後、「ネイバー・ハッピービーン・グッドアクション」を通じて低所得者層の方々に寄付される。


また、 キャンペーンの中で、圧電パッドを足で転がし携帯電話の充電ができる「再生可能エネルギー体験プログラム」が行われる。オンライン署名イベントは、「2030釜山国際博覧会」公式サイトのオンライン署名ページ*から参加することができる。 会場ブースにもタブレットPCが置かれておりイベントへの参加が可能だ。

* * https://www.expo2030busan.kr/kor/onlinesign/form.do?key=2105250009


全てのプログラムを体験した訪問客には先着順でストラップキーリング、エコバック等のグッズが贈られる予定だ。また、今回のイベント実施に当たり、「グリーンクル・チャレンジ」のコンセプトに沿って廃棄物の排出を最小化すべく、繰り返し使えるモジュール型ブースを使う等、全過程において環境への配慮がなされている。


「グリーンクル・チャレンジ」キャンペーンに続き、「エキスポで気候変動阻止」(Stop Climate Change with EXPO)をテーマとした誘致祈願キャンペーンの一環として、4月から▲グリーンウェーブ、▲エキスポ海洋館の運営が開始される。


「グリーンウェーブ」は、簡単なウェーブ動作を撮影しSNS上に投稿することで、気候変化の防止に参加できるイベントで、参加を通じて「2030釜山国際博覧会」のテーマへの共感を示し、応援することができる。ひとりひとりの小さなアクションが集まって、最終的にバタフライ効果により大きな変化を生み出すことが期待されている。


4月1日、ロッテワールド釜山で「国民ウェーブ宣言式」が開催された。これに伴いインフルエンサーやサポーターズ等が参加する多様なイベントとコンテンツが企画され、多くの国民に参加してもらえるよう積極的にPRした。


ソウルロッテワールド・アクアリウムに4月から設置される「エキスポ海洋館」では、様々な展示を通じて深刻化する海洋汚染と気候変化を実感することができる。これにより、持続可能な地球環境を構築するための解決策を模索する「2030釜山国際博覧会」の意義と必要性を強くPRできるものと期待されている。


朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「釜山市は「2030国際博覧会」を「カーボンニュートラル(炭素中立)エキスポ」とするため、会場の造成には環境にやさしい技術を採用しグリーンエネルギーを積極的に活用していく。」とし、「「グリーンクル・チャレンジイベント」は、博覧会国際事務局の現地視察団訪問を機に、釜山での開催の意義とビジョンを世界に向けて発信することを目的としている。たくさんの皆様にご参加いただき、韓国・釜山での「2030国際博覧会」開催を実現できるよう、皆様の応援と支持をお願いしたい。」と述べた。


「グリーンクル・チャレンジキャンペーン」は、6月にも(10日間)再度開催される予定だ。