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釜山市、 国連気候変動枠組条約「Race To Zero(レース・トゥ・ゼロ)」キャンペーン参加

2021-06-30 189  ヒット
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釜山市は、11月にイギリスで開催される「第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)」を控え、「Race To Zero(レース・トゥ・ゼロ)」キャンペーンへの参加を表明した。


本キャンペーンは、国連が主管する国際的な取り組みで、世界各国の地方政府や企業等が「2050カーボンニュートラル(炭素中立)達成目標」を公表し、その達成を約束するものだ。


現在(5月31日基準)、ロンドン、ワシントンDC、ボン(ドイツ)、東京等、約700の都市と約1000社の企業が参加しており、韓国ではソウルと春川(チュンチョン)が参加している。


5月28日、 朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、サイモン・スミス(Simon Smith)駐韓英国大使との会談において「釜山市は「グリーンスマート都市 釜山」を政策ビジョンとして掲げており、カーボンニュートラルや気候変動への対策等は重要政策の一つだ」と述べ、「Race To Zero 」キャンペーンへの参加を表明した。


キャンペーン参加都市は、▲環境にやさしいライフスタイルの普及 ▲環境に配慮した燃料への転換 ▲ゼロカーボン建築の普及 ▲クリーンエネルギーの生産等を約束し、その達成に向け行動しなければならない。また、毎年カーボンニュートラルの成果を国内外に公表し、優秀事例等を共有する。


市は、本キャンペーンへの参加は2023年に開催される「第28回 国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)」釜山誘致に向けての後押しとなるものと期待している。キャンペーンを通じて国内外における「グリーンスマート都市、釜山」の地位を確立し、総会開催地としての適性をアピールしていく方針だ。


朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「今回のキャンペーン参加を契機に「2050カーボンニュートラルの実現」に向けた釜山市の積極的な取り組みを世界に発信していきたい。また、地域主導型のカーボンニュートラルを先導し、「グリーンスマート都市」の実現を目指し努力していく。」と述べた。


お問い合わせ:気候大気課 051-888-3565