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釜山市、大韓民国の第1号国際観光都市へ

2020-02-13 560  ヒット
内容

Busan City Tour


釜山市、大韓民国の第1号国際観光都市へ

世界的な観光の中心、釜山

- 文化体育観光部、国際観光都市として釜山市を最終決定し、今後5年間で500億ウォンの国費支援-

「国際観光都市、釜山! 韓国観光の未来」


釜山市は1月28日、ソウルと済州を除いた広域自治体の中で世界的観光都市への潜在力を保有した広域市を「グローバル観光都市」に育成するための政府の「国際観光都市公募事業」に釜山市が最終対象地に選ばれたと発表した。


 文化体育観光部は、△国際観光都市を釜山広域市に、△地域観光の拠点都市を江原道江陵市・全羅北道全州市・全羅南道木浦市・慶尚北道安東市とする観光拠点都市5か所を選定、発表した。


 文化体育観光部は釜山市を選定した理由について、「基本的な観光基盤施設(インフラ)が最も優秀で、韓国の新しい関門都市機能を果たす国際観光都市として発展できる潜在力が高いと評価された」と明らかにした。 また、「海を挟んでいる地理的利点を活かした様々な祭りや歴史文化など地域の特性を反映したコア事業が目立ち、政策への理解度が高いため、今後南部圏の国際関門都市として発展するものと期待している」と付け加えた。


国際観光都市は、韓国を訪れる外国人観光客のより一層の拡大及び地方誘客を実現し、韓国国内だけではなく世界と肩を並べる観光拠点都市を国家的に育成・支援するための国家観光発展戦略のコア事業であり、今回の選定は釜山が韓国観光の未来を担う国家観光戦略の中核として認められたことに大きな意味がある。


釜山市は「韓国観光の未来、ワンダフル釜山」というビジョンを掲げ、今後5年間で3つの事業分野、57の細部事業に計1,500億ウォン(国費500億ウォン、市費1,000億ウォン)を投入して推進する予定だ。主な内容は以下の通りである。


第一に、核心事業分野として▲国際観光都市育成基本計画の策定及びブランド戦略の立案、▲釜山ブランド観光記念品の開発など「釜山ブランディング」事業、▲海外メディア広告やドラマ撮影支援など「戦略的広報・マーケティング」、▲日常が観光になる海洋レジャー体験コンテンツやウォーキングコース開発等「Beach Life & the City」、▲国際映画祭ガラ・ショー商品開発など「四季の祭りとMICEの発掘」など33の細部事業に879億ウォンを投入する。


第二に、戦略事業分野として▲釜山型観光プラットフォームTaaS構築などの「革新的スマート観光基盤構築」、▲釜山観光パスの開発と公共交通機関利用時の混雑改善など、「便利な旅行環境の造成」、▲釜山観光データ分析センターの運営及び観光・MICEの強小企業(小さい規模ながらも強い企業)の育成など、「釜山型観光生態系の造成」、▲外国人への親切キャンペーンなど、「グローバル親和旅行文化の改善」など19の細部事業に585億ウォンを投入する。


最後に、釜山型モビリティプラットフォームの構築、シティツアーバス運営の改善、都市再生連携観光の生態系造成など観光連携事業から36億ウォンを投入して国際観光都市に育成事業の効果を極大化する予定だ。


これと関連し、呉巨敦(オ・ゴドン)市長は、「民選7期の釜山市は無尽蔵の観光潜在力から、世界水準の観光インフラ、韓・ASEAN特別首脳会議の成功的な開催によるASEANという観光市場といったあらゆる要素を繋ぎ合わせ、国際観光都市として成長・発展していく」とし、「今後韓国観光革新戦略の中核都市として浮上し、更にすべての観光戦略を2030ワールドエキスポの釜山招致に向けた絶好のチャンスにしていく」と述べた。


お問い合わせ: 観光振興課 (051)888-5182