「失われた地、失われた記憶」
1910年の日韓強制併合の後、釜山のポムジョン里とヨンジ里一帯の農地の大部分は日本人の所有となりました。1930年からは娯楽や馬券販売、軍馬の育成を目的としてソミョン競馬場が建設され、運営されていました。しかし、日中戦争や太平洋戦争が始まると、この地域には日本軍のさまざまな部隊が配置され、連合軍捕虜の監視を行うための臨時軍属訓練所など、軍事目的で利用されるようになりました。
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植民地時代に行われた土地の収奪や、日本人の娯楽施設として建設されたソミョン競馬場、さらにポムジョン洞一帯が軍事目的で利用されていった経緯について、歴史的な観点から振り返ります。
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