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釜山市、政府2030釜山国際博覧会に向け総力戦

■2030年釜山国際博覧会(万博)


 ワールドカップ、夏季オリンピックとともに「世界3大メガイベント」と呼ばれる国際博覧会(ワールドエキスポ)。釜山広域市をはじめ、各都市で誘致に向けた競争が本格化している。博覧会国際事務局(BIE)によると、誘致申請書の提出期限だった10月29日までに申請書を提出した都市は、釜山(韓国)、モスクワ(ロシア)、ローマ(イタリア)、オデッサ(ウクライナ)、リヤド(サウジアラビア)の5都市だった。ヨーロッパから3都市、中東から1都市、アジアから1都市が立候補した形となった。5都市は万博誘致が決まる2023年までの誘致準備作業に加え、水面下で激しい外交戦を繰り広げることとなる。


 釜山市は6月23日、「世界の大転換、より良い未来に向けた航海」をテーマに、2030年の万博誘致を申請した。モスクワは「人類の進歩、調和のとれた世界のための共有」、ローマは「水平の都市、都市再生と市民社会」、オデッサは「ルネサンス、技術、未来」、リヤドは「変化の時代、予測できない未来へ導く世界」などと、それぞれがテーマを提示したという。2030年の万博開催都市は2023年上半期(6月)に加盟国の投票によって決まる。


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▲釜山市と韓国政府は「2030釜山国際博覧会」の誘致に向けて積極的に動き出す(写真は、釜山市長と政府関係者が万博誘致の支援委員会を結成して撮った記念写真)。


 誘致申請書の提出とともに釜山市と政府の誘致活動も本格化する。新型コロナウイルスの影響で延期となり、今年開催中の「2020ドバイ万博」を誘致活動の舞台として活用している。特に万博参加国の中でも5番目に大きい韓国館には、釜山万博の広報ブースを設置し、釜山のセールスに力を入れている。韓国館では、スマート技術を基盤にして韓国の先端技術や文化、そして釜山を全世界に紹介している。


 釜山市と政府関係者は10月20~25日、ドバイ万博が開催されているアラブ首長国連合(UAE)を訪問。リーム・ビント・エブラヒム・アル・ハシミ特任長官兼ドバイ万博組織委員長と会い、釜山誘致への支持を呼び掛けた。12月には、釜山市長と地域経済使節団、政府関係者などがドバイを訪問し、釜山の広報を行う予定だ。


 万博誘致を支持する動きも広がっている。全国17の市・道知事と、市・道議会、釜山、蔚山(ウルサン)、慶山南道(キョンサンナムド)の経済界などは、今年の8、9月に相次いで誘致支持の共同宣言文を採択するなど、誘致活動を後押ししている。