Skip Navigation

龍頭山公園、最新技術で再整備へ

釜山広域市の観光名所の一つ「龍頭山(ヨンドゥサン)公園」が、最新の映像技術を体験できるスポットとして新たに生まれ変わる。

釜山市は6月末、政府支援の「地域連携先端文化技術実証事業」に龍頭山公園を選定したと発表した。人工知能(AI)などに代表される第4次産業革命の技術を導入し、実証の場とすることで、最先端技術を体験できる施設を目指す。2023年まで計85億ウォン(約8億5000万円)を投じ、AIのほか、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの映像、データの技術を導入する。

市は政府から支援を受け、龍頭山公園を仮想現実やメディアアートなど最新の映像技術を活用した体験を楽しめる施設として再整備する計画だ。

公園の入り口と案内センターには、キオスク端末を設置。「メタベース(Metaverse)」という技術を採用することで、仮想空間に龍頭山公園を再現し、訪問者が事前に公園の様子を見られるようにする。またゴーグルを装着して仮想現実を体験できる「VRブース」も設置。スマートフォン向けアプリ「ポケモンGO」のように、専用アプリをダウンロードした後にカメラで公園内を見ると、仮想のキャラクターやイメージが公園の風景に映し出されるAR技術も導入。日没後、釜山タワーの外壁や公園内のスポットにレーザーで映像を映し出す「メディアアート」技術も披露する。

2-2 용두산공원 부산타워에서 본 풍경 - 권성훈

△釜山の人気観光地の一つ、龍頭山(ヨンドゥサン)公園。最新技術などを体験できるスポットに生まれ変わる(写真は、龍頭山公園内の釜山タワーから見た釜山の景色)。


公園の運営にも第4次産業革命に関連した先端技術を活用する。人工知能の技術で街灯を照らしたり、訪問者数や利用状況などをビッグデータでまとめて管理したりする計画。また、釜山市は龍頭山公園の歴史のほか、釜山に伝わる伝説や物語を映像で体験できるようにする方針だ。

市の関係者は「釜山を代表する観光地である龍頭山公園は近年、施設の老朽化と新型コロナウイルス感染症の拡大によって訪問者が減少しており、再開発する必要があった。今回の事業を通じ、より楽しく美しい観光地に生まれ変われるよう最善を尽くしていくので、楽しみにしてほしい」と話した。