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スパイシーな海鮮料理で夏を乗り切ろう!

暑い季節には、夏バテ対策としてスタミナがつく食べ物をお薦めしたい。日本では土用の丑の日にうなぎを食べるのと同様に、韓国では参鶏湯(サムゲタン)を食べるポンナルという日がある。これは、韓国のことわざで熱を持って熱を制すとの意味がある「以熱治熱(イヨルチヨル)」という言葉に由来している。熱くて、栄養価が高いものを食べてスタミナをつけるという考え方だ。

暑い日こそ、熱いものを食べることが良いとされる。その理由は、熱くて辛い料理を食べて汗を流し、その汗の蒸発によって体温を下げる「気化熱」の効果を得ることができるからだ。また、私たちの体は暑い日に、カロリーの摂取に伴う体温の上昇を防ぐため、食欲を抑えるホルモンの「レプチン(Leptin)」を分泌する。夏に食欲が落ちるのは、このレプチンが原因と考えられる。夏バテを克服するためには、辛い料理を食べるのが効果的だ。辛い料理を食べるとエンドルフィンというホルモンが分泌され、ストレスを低減する効果もあるという。


■釜山で味わう本場の辛さ

韓国料理の辛さはさまざまだ。中でも「おいしい辛味」とは、ただ辛いだけでなく甘味や塩気、コクなどが混ざり合ったものを指す。釜山では辛味を楽しむ際に、主に魚介類の調味料を加える。魚介類は、炭水化物や脂肪が少なく、たんぱく質やミネラルが豊富なため食欲不振で失った栄養素を補う効果が期待できる。港町の釜山では、いつでも新鮮な海の幸を味わうことができる。今回は、釜山の新鮮な海鮮を使った韓国料理の中で辛さを堪能できるお店を紹介する。


7-1 개미집 낙곱새

●ケミチッ 本店
ナクチポックム(テナガダコ炒め)の専門店「ケミチッ」は創業から約50年の老舗で、韓国全域で有名だ。ケミチッはタコ、ホルモン、エビに甘辛ダレを加えて煮込んで食べる料理「ナッコプセ」を韓国で最初に開発した店として知られる。ナッコプセは、辛味の中に材料の旨味がぎゅっと詰まったコクを味わうことができる。ケミチッ本店は釜山国際市場にあり、水産市場として有名なチャガルチ市場が近いため、毎日新鮮な魚介類を取り寄せるなど材料の鮮度にこだわっている。

◎住所:釜山広域市中区中区路30番ギル20-2(부산광역시 중구 중구로30번길 20-2)
◎営業時間:午前9時半〜午後9時半(休日なし)
◎価格:ナッコプセは1人前で1万1千ウォン(日本円で約1100円)
◎電話番号:051-246-3186

7-2 사상구 괘법쭈꾸미

●掛法チュクミ
チュクミポックム(イイダコ炒め)のみを扱う専門店「掛法(クェボッ)チュクミ」。金海国際空港に近く、釜山西部に位置する沙上(ササン)に店舗を構える。チュクミポックムは、厚い鉄板にイイダコと特製のヤンニョム、ニンニク、もやしを炒めて食べる料理。中毒性のあるスパイシーな配合に仕上げた特製ヤンニョムが売りだ。マヨネーズで作った秘伝のソースにイイダゴをつけて食べると、ピリッとした辛さがまろやかになる。辛い食べ物が苦手な人でも楽しむことができるだろう。
◎住所:釜山広域市沙上区広場路81番ギル33(부산광역시 사상구 광장로81번길 33)
◎営業時間:平日午前11時半〜午前12時半、土日祝日は午後11時まで
◎価格:チュクミポックムは2人前で2万2千ウォン(約2200円)
◎電話番号:051-323-1383


7-3 정동진해물탕-해물찜
●正東津ヘムルチム‧ヘムルタン
スパイシーな海鮮鍋を食べたいなら、釜山鎮区西面(ソミョン)にある「正東津(チョンドンジン)ヘムルチム‧ヘムルタン」がお薦めだ。3階建てのビルで営業する大型店で、ヘムルタン(海鮮鍋)が看板メニューだ。大きな鍋にタコやエビ、カニなどの海産物が入り、海鮮の旨味が凝縮されたコクのあるピリ辛スープが特徴。味も量も満足できること間違いなしだ。韓国政府から最高級の衛生評価を受けたレストランであり、衛生管理面でも申し分ない。
◎住所:釜山広域市釜山鎮区西面文化路37(부산광역시 부산진구 서면문화로 37)
◎営業時間:毎日午前11時〜午後11時(休日なし)
◎価格:ヘムルタンは2人前で4万5千ウォン(約4500円)
◎電話番号:051-809-8208



写真説明
韓国では夏バテ対策のため、暑い日に辛い料理を食べる。海の都市の釜山では新鮮な海の幸を使った辛い料理を味わえる。(写真は、「正東津ヘムルチム・ヘムルタン」のへムルチム)
小さな写真
「ケミチッ本店」のナッコプセ、沙上区にある「掛法チュクミ」のチュクミポックム