釜山市-長崎県高齢化への対策で協力
釜山広域市の福祉政策課と長崎県は10月8日、高齢化や孤独死問題への対策を考えようと、釜山市役所の国際会議場で「釜山-長崎公共福祉政策フォーラム及び第15回釜山社会福祉行政研究発表会」を開催し、アイデアを共有した。
「釜山社会福祉行政研究発表会」では、釜山市の社会福祉公務員が福祉の現場で培った経験や専門性をもとに、公共福祉の改善案を模索。今年は近い将来釜山が直面する課題に向け、長崎県の公共福祉の先進事例を知る場として企画された。
発表会には釜山地域の福祉施設や学界の関係者など250人のほか、長崎県の福祉保健部長など3人が出席。長崎県の担当者は県の高齢者施策を紹介し、釜山市福祉政策課の担当者は孤独死の対策、地域社会の福祉政策変化などを紹介した。
今年7月25日、釜山市は長崎県で「釜山市-長崎県 2024年友好交流項目協議書」の更新を締結。両自治体は2014年3月25日、友好協力都市協約を締結後、文化や観光、教育、経済分野などで充実した協力関係を築こうと、毎年友好交流の項目を分野別に再検討し、更新している。
△第15回釜山社会福祉行政研究発表会