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釜山市-和歌山県、観光活性化に力を結集

釜山市長、和歌山県議会議長と面会…交流、協力の強化を協議 


釜山広域市の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)市長は5月14日、市役所の国際儀典室で和歌山県議会の濱口太史(はまぐち たいし)議長、日韓親善歌山県議会の山下直也(やました なおや)議員連盟会長らと面会し、釜山-和歌山県間の相互交流や協力方針について協議した。釜山市と和歌山県の行政交流は、2023年9月のワーケーション(旅行先でのリモートワーク)文化推進と活性化のための協約締結に続いて2回目。今回の和歌山県議会の釜山訪問は、釜山と日本の交流が拡大していることを受け、両地域間の交流、協力活性化を図ろうと、多角的な方針協議のため実現した。


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△釜山広域市と和歌山県が観光活性化など、交流、協力を強化する(写真は5月14日、朴亨埈釜山市長と面会する和歌山県訪問団)。


朴市長は「和歌山県は日本のワーケーション先進地として、2023年9月に両都市間のワーケーション文化の推進と活性化のため協約を締結後、優秀な事例を共有し、有機的な協力を強化している。今日から交流も更に活発になることを期待している」と話した。さらに「釜山は今年、観光市場の跳躍と競争優位性を確保するため、さまざまな支援策を進めている。今後多くの和歌山県の皆さんに釜山に来ていただけるよう、和歌山県議会にサポートをお願いしたい」と強調した。


濱口議長は「昨年に続きワーケーション文化の推進と活性化のため、協約締結後、議会でも両地域間の親善と交流を図ろうと努力している。また、釜山市民の皆さんに気軽に和歌山に足を運んでいただけるよう、議会でも力を入れていきたい」と答えた。


最後に朴市長は「釜山市を〝グローバルハブ都市〟にし、日本の各都市との協力関係を強化する。釜山と和歌山県は空港と港がある点で共通しており、交流の深まりに期待している。両地域のワーケーションと観光活性化のため努力していこう」と締めくくった。


和歌山県の訪問団は5月14~16日の3日間釜山に滞在し、釜山市議会議長や大塚剛(おおつか つよし)在釜山日本国総領事などと面会し、協力方針について協議。釜山地域のワーケーションインフラを確認し、交流方針について模索した。