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グローバル旅行社も太鼓判!「釜山、韓国の代表観光地」

Trip.com、韓国観光公社、リサーチ会社選定で三冠 


釜山広域市が世界の有名旅行会社や専門機関のアンケートをもとに発表される人気旅行地に次々と選ばれている。釜山を訪問した観光客を対象に行った満足度調査などで高評価を得続け、観光のポテンシャルが認められている。釜山市は2030年開催予定の国際博覧会誘致活動と、韓国の国際観光都市として選ばれたことが影響していると分析している。


世界的な旅行会社のTrip.comは10月24日、「2023年Trip.comグローバルパートナーアワーズ」を開催し、今年から新設された「人気急上昇の旅行地賞」をオーストリアのウィーンと釜山に授与した。利用者のレビューや検索回数など、5つの基準で人気を集めた世界中の1211カ所の都市を選定し、その後消費者投票で選ばれた。


釜山は10月18日、旅行リサーチ専門機関・コンシューマーインサイト実施の1泊以上夏の休暇(6~8月)で韓国旅行に行ったと答えた1万7281人を対象にしたアンケート「2023年韓国夏の休暇旅行満足度調査」で1位を獲得。訪問先や満足度、おすすめする意向の有無、観光資源の魅力度、旅行環境の快適度などの問いに対する、総合的な満足度を算出した結果だ。


3-2 부산관광 설문- 감천문화마을
△世界的な旅行社やアンケート調査機関などが、観光都市・釜山に注目している。各種調査で釜山が人気旅行地に名を連ね、観光都市としてポテンシャルを認められた(写真は甘川文化村を訪れた観光客)。


韓国観光公社実施の3年以内に夜間観光(午後6時以降)の経験がある19歳以上の大人1000人を対象にしたアンケートでは、釜山が主要3分野で1位を獲得するなど、夜景観光地としても好感触を得ている。夜間訪問地域のシェア率は32%、夜間観光希望地域の好感度46.3%、夜間観光の全般的な満足度は92.2%だった。


釜山市は観光に良い街として相次いで評価を得ている理由として、2030年国際博覧会誘致活動を展開する過程で都市のブランドイメージが上り、観光客の増加につながったと分析した。韓国政府が観光拠点都市育成のため、2019年の公募で釜山を国際観光都市に選んだことも影響しているとみている。


市の関係者は「世界観光機構が来年までにコロナ禍前の水準まで観光需要が回復すると予想している。これまでの実績に甘んじることなく、世界的な観光都市として向上するため、今後も努力を続けていきたい」と話した。