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韓国発展のノウハウ、世界と共有

人類の直面する課題や解決策を提示する

「釜山イニシアチブ」…BIE視察団も賞賛


2030国際博覧会の開催地に釜山広域市が選ばれた場合、2030年5月~10月まで釜山港の北港で開催される。釜山は博覧会を通じて「世界の大転換、より良い未来に向けた航海(Transforming our world, Navigating toward a better future)」とのテーマを発信する。世界的な気候や環境危機(地球温暖化)、ビッグ・テックの目覚ましい発展、格差社会など今日人類が直面する課題解決のためには緩やかな変化より、大きなパラダイムシフトが必要との思いを込めた。


具体的なビジョンとしては「自然と持続可能な生活」や「人類のための技術」、「ケアと分け合いの場」などを提示。これらのテーマを実現する答えが「釜山イニシアチブ」。イニシアチブは「困難を解決し、状況を改善するための行動や戦略」を意味し、ある事柄についての新しいアプローチ方法という意味でもある。


「釜山イニシアチブ」は韓国が急成長を遂げた過程での経験やノウハウをもとに、世界各国が直面している問題を解決するための国際協力プロジェクトだ。未来人材の育成やデジタル格差の解消、気候変化の克服、国際保健の強化、食糧問題解決などを目標としている。これらのテーマを表現する上で、釜山は最も適した開催地だと言える。


2-2 2030 부산세계박람회 유치 홍보 영상_ 글로벌 1억뷰 돌파-국제신문
△現代自動車グループが公開した、2030釜山国際博覧会誘致PRの映像キャプチャー。


釜山は韓国急成長の礎になった都市だ。1950年代、6・25戦争(朝鮮戦争)時には韓国の臨時首都で、戦後は釜山港を通じて救援物資や輸入品が流入し、韓国全域に広まった。1995年1月、釜山直轄市から釜山広域市に昇格し、韓国第2の都市として位置づけられた。その後釜山は韓国を代表する観光都市、そして物流の中心地として生まれ変わった。


一方、現代自動車グループが釜山イニシアチブについての動画を公開し、注目を集めている。下のURLから確認できる。 


https://youtu.be/NmwTg5E-GNM?si=p1_-n8ttwxfBjpul