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釜山・札幌・長崎・藤沢・足利…夜景の美しい都市で「夜景観光」活性化

㈳夜景観光コンベンションビューロー、釜山で7月27日夜景サミット開催

自治体や観光業界の関係者が集まり観光客誘致を論議


야경서밋
△韓国と日本の夜景を両国の観光業界に紹介する「夜景サミット」が、7月27日に釜山のロッテホテルで開かれた(写真は夜景サミットin釜山)。


7月27日、韓日各地の夜景を観光資源としてPRする「夜景サミット2023 in 釜山(Japan Night View Tourism Festival 2023 in Busan)が釜山広域市の釜山ロッテホテル釜山本店で開かれた。今回のイベントは日本の社団法人「夜景観光コンベンションビューロー」主催で、同社は日本各地の自治体などと協同で「夜景」にスポットを当てた観光に力を入れている。「夜景サミット」は毎年、日本以外にも世界各地で開かれている。韓国での開催は今回が初で、この日は韓日の自治体や観光関連業者などの関係者が出席。夜景に関連した日本の事例などを発表する説明会が開かれた。


 新型コロナウイルス感染症のエンデミックにより、韓国から日本への観光客数が急激な回復ぶりを見せている。韓国観光公社と観光庁によると、今年上半期(1~6月)に日本を訪れた韓国人観光客は約312万9000人。コロナ前の2019年上半期と比較し、81%まで回復している。一方で韓国を訪れた日本人観光客は約86万2000人で、2019年上半期の52.1%まで回復した。


釜山観光公社はサミットに釜山観光業界の代表として出席、日本人観光客を積極的に誘致し「2030国際博覧会釜山誘致」を精力的にPRしていく。イ・ジョンシル釜山観光公社社長は「釜山の夜景は高層ビル群や自然、海岸線、山など自然が織りなす風景が特徴。より多くの日本人に釜山の夜景の魅力をもっと知ってもらいたい」と話した。


この他にも、日本からは夜景やイルミネーションが美しい都市・自治体や観光業界の関係者が多数出席した。長崎県長崎市の功刀岳秀(くぬぎ たけひで)副市長をはじめ、北海道札幌市、神奈川県藤沢市、栃木県足利市などの自治体関係者、ラグーナテンボス、あしかがフラワーパーク、東南植物楽園など観光関連の企業が出席して夜景関連事業を紹介したほか、インフルエンサーと各地域の夜景PRを行った。