Skip Navigation

釜山の医療観光が再び活況取り戻す

3-3 의료관광-온종합병원01 


釜山広域市が特定の医療機関で治療や診療を受けながら、休息や観光も楽しめる「医療観光都市」として生まれ変わる。


韓国の保健福祉部によると、昨年釜山を訪れた外国人患者は計1万1566人。前年2021年(8193人)対比で41.2%増加した。2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で外国人患者が激減していたが、昨年再び2019年の患者数の半数以上(58.6%)にまで回復。釜山市はこのような外国人の需要に合わせ、医療観光のインフラをより充実させる。


観光都市の釜山は医療インフラの整備も行き届いており、最先端の癌治療機器「重粒子加速器」や「ロボット手術センター」など、世界水準の医療施設を保有。約5000カ所の専門医療機関や西面(ソミョン)のメディカルストリートなど、医療施設が集まっている。


釜山市は今後3年間、国家予算の計15億ウォン(約1億6600万円)を財源とし、医療サービスと観光を組み合わせた医療観光インフラの強化に取り組む。海外医療観光で2025年までに13万人誘致を目標にしており、具体的な内容は以下の通り。


△釜山型特化医療技術(腫瘍・検診)商品開発とブランド化、遠隔相談システムの構築 △釜山特化外国人患者誘致モデル開発 △重症患者の滞在型ヘルスケアプログラムの活性化 △外国人患者誘致の先導と医療機関の育成など


外国人患者の通訳が専門の「釜山医療通訳コーディネーター」も育成中。釜山経済振興院は2011年から今年まで、11カ国語で計170人の医療通訳コーディネーターを養成した。医療通訳コーディネーターは外国人患者の通訳が必要な釜山市内の医療機関に派遣され、診療の際に通訳を行う。


釜山地域の医療観光の詳細は、メディツアー釜山のホームページ(www.bsmeditour.go.kr/jpn)で確認できる。