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フランスがとりこのグルメ都市・釜山、ミシュランガイドも注目

パリの駐フランス文化院で

「釜山ご当地グルメ」イベント

来年2月にはミシュランガイド

釜山版を発刊予定


釜山広域市は駐フランス韓国文化院と共に5月30日から9月16日まで、フランスの首都・パリで「2023韓国文化祭-Taste Korea!釜山特集イベント」を開いている。同イベントは今年で5回目を迎え、フランスの人に韓国文化や観光に関心を持ってもらおうと、毎年一つのテーマで韓国料理や韓国文化、芸術関連のコンテンツをフランス現地で紹介する文化イベントだ。


今年は11月の2030国際博覧会開催地決定を前に、「釜山」をテーマに釜山の歴史やグルメ、文化芸術、観光にスポットを当て、多彩な文化イベントを開催中。同イベントを通じて釜山の知名度を上げ、誘致支持を獲得するねらいがある。今回の釜山特集イベントは展示会や公演、会議、体験イベント、韓国料理試食会のほか、釜山国際博覧会を広報する場を設けている。


フランス現地の反応も上々だ。5月30日に駐フランス韓国文化院の中庭で開かれた韓国料理試食会では、会場が「釜山グルメ横丁」さながらになった。東莱(トンネ)パジョンやオムク(魚の練り物)スープ、シアホットッなど釜山の名物が紹介された。この日イベント会場にはフランスのメディア関係者やインフルエンサー、文化界の関係者など約600人が訪れ、釜山グルメに舌鼓を打ちながらイベントを楽しんだ。


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△グルメの国・フランスが、釜山の食に注目している。レストランや宿泊施設の情報誌・ミシュランガイドは、来年2月「ミシュランガイド釜山」を発刊予定だ(写真=ミシュランガイドの記者懇談会。6月1日、釜山市のパークハイアットホテル)


フランスのタイヤ製造企業・ミシュランが発刊する、レストランや宿泊施設の情報誌「ミシュランガイド」でも釜山を紹介している。ミシュランガイドは6月1日、釜山のパークハイアットホテルで記者懇談会を開き、来年2月に「ミシュランガイドソウル&釜山2024」の発行を計画中と発表した。2016年に選定されたソウル以後、釜山は韓国では2番目の都市になる。ミシュランガイドでは、特色ある釜山のグルメにスポットを当てる。


ミシュランガイドに掲載されるレストランは「素材の質」「調理技術の高さと完成度」「独創性」「コストパフォーマンス」「料理全体の一貫性」の5つの評価基準をもとに、匿名調査員によって選ばれることで知られている。ミシュラン一つ星は「そのカテゴリーで特に優れたレストラン」、二つ星は「料理が素晴らしく、遠回りしてでも訪れる価値のあるレストラン」、三ツ星は「卓越した料理で、そのために旅行する価値のあるレストラン」という意味がある。


ミシュランガイド側は韓国で2番目の都市に釜山を選んだ理由について「グルメの街として、釜山のポテンシャルが第一に挙げられる。港を通じて供給される豊富な食材は、釜山だけの強み」と話した。