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釜山~対馬の航路、コロナ前と同様に再開

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パンスター対馬リンク号、6月から毎日運航予定 


釜山広域市と長崎県対馬市を結ぶ高速船「パンスター対馬リンク号」が、5月15日から週5回の運航を開始した。これまで土曜日、日曜日の週末のみ運航していたが、日本政府の新型コロナウイルス感染症による入国規制が全面解除になったことを受け、平日3日間の運航を再開。6月1日からは毎日1便、週7回の運航を予定している。


日本政府のコロナ入国規制に続き、3年4か月ぶりに防疫の基準が下げられ、対馬市はこれまで制限していた旅客船の運航を、5月8日に全面解除。入出港する船舶に適用される乗船人数の制限も全て解除された。パンスター対馬リンク号は2月末から週末の運航を再開したが、日本国内の医療状況などを理由に人数を制限し、定員425人の船でも最大300人までに制限していた。


釜山港から対馬の比田勝港までの運航時間は約1時間20分。対馬から釜山へ向かう対馬リンク号は午後4時30分に比田勝港を出発し、午後5時55分ごろ釜山港に到着する。


コロナ以前、船で対馬を訪問する観光客は年間最大で約83万人(2018年)に達した。釣り客や免税店ショッピングを楽しみたい観光客など、対馬旅行に対する関心の高さから、今後、釜山から出発する対馬観光の需要はさらに増える見込みだ。