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釜山市、都市外交で国際博覧会誘致のPRに総力を結集

釜山市長、ドイツ・ハンブルク市と友好協力都市協約

チュニジアなど訪問、経済協力など協議


2-1 20230504 함부르크 시장 면담 및 업무협약 체결 03
△2030国際博覧会の誘致に挑戦する釜山広域市が、都市外交で海外との連携を充実させている。世界各国の都市と友好協力都市協約を締結後、5月4日にドイツ・ハンブルク市と協約を結んだ(写真は友好協力都市協約締結後に握手を交わす、釜山の朴亨埈市長とハンブルクのペーター・チェンチャー市長)。


釜山広域市はカザフスタンのアルマトイ市(2022年9月14日)やチュニジアのチュニス市(2022年10月11日)、ブルガリアのソフィア市(2022年12月1日)と友好協力都市協約を締結後、5月4日にはヨーロッパを代表する港町・ドイツのハンブルク市と協約を結んだ。


朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は5月5日から7日まで開かれた世界最大の港祭り「第834回ハンブルク開港祭り」に参加し、エキスポ誘致のPRとハンブルク市との経済や文化、観光など各分野の実質的な協力関係強化のため、友好協力都市関係を締結した。


朴市長は同イベントと関連して開かれた「2023大韓民国⁻釜山フェスティバル」などに出席し、釜山のさまざまな魅力をアピールするとともに、エキスポ誘致に全力を注いだ。また港湾再開発地域間の相互協力のため「釜山市コンソーシアム-釜山港湾公社⁻ハーフェンシティ公社」間の協力意向書締結を実施。これにより、釜山とハンブルクの交流、協力関係の強化を推進する。


朴市長は大統領特使資格でアフリカのチュニジアを視察。釜山市や外交部、2030国際博覧会釜山誘致支援団、釜山商工会議所などで構成された特使団と釜山企業15社が参加した貿易使節団と共に、5月8日~10日(現地時間)にチュニジアを訪問し、両者の協力関係増進方案について話し合った。


釜山市は釜山国際交流財団と共催で5月19~20日、「駐韓外交団招聘釜山PR旅行(ファムツアー)」を開催。韓国に駐在中の13カ国の外交官を招いて釜山のPRを行った。


第4回プレゼンテーションに総力で対応


釜山市は都市外交による海外とのつながりを拡張するとともに、6月に予定されている博覧会国際機構(BIE)の「2030国際博覧会申請都市第4回プレゼンテーション(PT)」に総力を挙げる。6月のBIE総会は、4回目のプレゼンテーションと認定博覧会開催都市の選定投票が予定されており、171の加盟国中、ほとんどが出席するとみられる。BIE視察団が評価した14の分野と、61の項目に対する誘致申請都市の報告書も共有される。11月の開催地選定投票に先立ち、最も重要な発表となる。