昨年、釜山の外国人医療観光客が3万人を突破！
昨年、釜山を訪れた外国人医療観光客は3万165人であることが明らかになった。これは、誘致事業を本格的に開始した2009年以降、過去最高の成果だ。
韓国保健産業振興院によると、昨年2024年、国籍別の釜山を訪れた医療観光客は▲日本（24.3％） ▲台湾（23.9％） ▲中国（11.8％） ▲ロシア（9.5％） ▲ベトナム（6.3％） ▲アメリカ（5.2％）の順で、日本が2年連続で釜山の医療観光訪問者数1位を記録した。
釜山での医療観光客が最も多く訪れた診療科は▲皮膚科（40％）▲美容外科（14.3％）▲健診センター（11.2％）▲内科（9％）▲歯科（5.7％）の順だった。
特に、日本と台湾からは西面（ソミョン、서면）に集まっている、皮膚科や美容外科を訪れ、区および郡別では▲釜山鎮（プサンジン、부산진）区（60.4％）▲海雲台（ヘウンデ、해운대）区（9.9％） ▲東（トン、동）区（6.7％）▲西（ソ、서）区（6.6％）▲中（チュン、중）区（6.1％）の順で医療観光客が多かった。
一方、市は今年、「2025釜山医療観光活性化基本計画」を策定し、「特別目的観光都市（SIT、Special Interest Tourism）」の整備を強調した戦略を推進している。通訳・車両などのコンシェルジュサービスの支援や、韓国内外での説明会などを通じて、ターゲット市場の診療科別マーケティングを強化する計画だ。