広安里の夜空を照らす無数の光…ドローンが伝えるメッセージ
[ワイドアングルで見る釜山] 広安里Mドローンライトショー
今夏、釜山広域市で最も人が集まったスポットは広安里(クァンアルリ)海水浴場だった。広安里の複合文化施設「民楽ザマーケット」や韓国の人気キャラクター「ペンス」の写真撮影スポット、マリンスポーツに至るまで、釜山市民はもちろん、多くの観光客が広安里で楽しいひと時を過ごした。
▲ショーが行われる広安里海水浴場の全景。
▲毎週土曜日の日没後、広安里の夜空を照らすドローンショーが行われている。
今年の広安里は、6月から毎週土曜日に行われている「広安里Mドローンライトショー」(以下ドローンライトショー)によって、海岸沿いに建ち並ぶ高層ビルや広安里の海上を通る広安大橋のライトアップが新たな見どころとして加わった。
午後8時、広安里海水浴場の一角では青い光を放つ小型ドローン数百台が飛び立つ。海岸のあちこちに設置されたスピーカーから音楽が流れ、ドローンは赤や青にきらめき夜空を彩る。
ドローンライトショーは、無線操作で動く500~1500台のドローンが広安大橋をバックに夜空を飛び交い、さまざまなオブジェを描く。ペンスなどの人気キャラクターや韓流スターのBTSメンバーをイメージしたキャラクター、花火にも様変わりする。
常設公演に使用されるドローンは計500台。特別公演日には計1500台に増やして行われる。「釜山グルメツアー」「夏の休暇 広安里」「広安里海賊団」「サマーフェスティバル」「韓流スター」など、多彩なテーマのドローンショーが繰り広げられた。イベントを行う水営(スヨン)区は、市民からエピソードを募集し、10月、12月にドローンプロポーズイベントも予定している。
ドローンライトショーは毎週土曜日に2回(3~9月:午後8・10時、10~2月:午後7・9時)行われ、毎回約10分。観覧無料。雨天や強風など、天候不良の場合は中止。
詳細事項は、ドローンライトショー公式ホームページ(gwangallimdrone.co.kr)で確認できる。
広安里ドローンショーを再生→ http://youtu.be/-jR-rsjw9MA