アンニョン、2023年！外国人に人気の釜山観光地
色とりどりの屋根と小道の壁画
外国人観光客をとりこにした釜山の名所
■「Trip.com」おすすめの
釜山人気観光名所BEST5
2023年もあっという間に年末。今年は釜山広域市に多くの観光客が訪れ、アジアを代表する観光都市に生まれ変わった。コロナ禍の収束で観光需要が再び急増し、9月までに釜山を訪れた外国人観光客は、昨年の同時期より386%多い125万人を突破した。
今年一年間、外国人観光客は釜山のどこを訪れたのか。世界的な観光旅行社「Trip.com」が、ホームページ上で「2023釜山人気観光名所ベスト20」をピックアップ。このうち最も高評価を得た5カ所を紹介する。
1位、韓国のサントリーニ「甘川文化村」
総レビュー数3030件、評点：4.7/5
#いい眺め #フォトスポット
最も多くの関心と高評価を得たのは別名「韓国のサントリーニ」と呼ばれる、「甘川（カムチョン）文化村」が選ばれた。ここは小高い丘の上に位置し、6・25戦争（朝鮮戦争）で戦火を逃れた避難民たちによって形成された。1970年代前半から人口が減り始め、空き家が目立つようになった。2007年に再開発が協議され、既存の建物を取り壊さずに、美術作品や壁画を設置する保存型の再開発で徐々に観光地としての認知度を高めていった。苦難の時代を生き抜いた歴史が刻まれた地が、アートに彩られた特別な場に生まれ変わった。村の各地にあるお土産販売店では、甘川文化村ならではの記念品も購入可能。
2位、韓国を代表する観光地「海雲台海水浴場」
総レビュー数3464件、評点4.6/5
#リゾート地 #人気グルメ店もたくさん
韓国の代表的観光地・海雲台（ヘウンデ）海水浴場は、海と高層ビルが織りなす都会のリゾート地。砂浜に沿って立ち並ぶ五つ星ホテル、ゲストハウスなどの宿泊施設や、個性豊かな釜山グルメが楽しめる人気店が多い。四季を通してさまざまな祭りやイベントが行われる。近くのヌリマルAPECハウスがある冬柏島（トンベクソム）や、華やかな夜景で有名なザ・ベイ101、展望台の「BUSAN X the SKY」、海雲台の海岸から松亭（ソンジョン）海水浴場まで続く「ブルーラインパーク」など多くの観光施設が集まり、飽きることがない。
3位、海と接する異色の寺「海東龍宮寺」
総レビュー数2331件、評点4.7/5
#願い事 #龍の像
海雲台から更に東方面の機張（キジャン）郡にある「海東龍宮寺（ヘドンヨングンサ）」は、海に面した独特の雰囲気と美しい景色で知られる名所。寺の入り口にある十二支神像に沿って通りを過ぎ、108階段を降りると、龍宮に入り込んだような気分を味わえる。釜山の最東端にあり、最初に日の出が見える寺として「新年日の出スポット」としても人気がある。「得男仏（トゥンナムブル）」や「龍のかけら」、心から願えば叶えてくれるといわれる「海水観音大仏」など、興味深い言い伝えやエピソードを秘めている場所だ。
4位、いつでも楽しい広安里海水浴場
総レビュー数1011件、評点4.7/5
#ドローンショー #広安大橋
釜山を代表する観光地・広安里（クァンアルリ）海水浴場は、釜山のシンボル「広安大橋（クァンアンテギョ）」が全面に見え、夏になると韓国各地から多くの観光客が集まる名所だ。春は桜、夏は海水浴場、秋には花火など季節ごとにさまざまな見どころがある。新鮮な刺し身を食べられる刺し身センターや個性豊かなパン店など、各種グルメも豊富。最近では最大2000台のドローンで多彩なショーを繰り広げる「広安里Mドローンライトショー」が人気だ。毎週土曜日に2回（3～9月 20時・22時、10月～2月 19時・21時）約10分間、音楽に合わせた数々のパフォーマンスが見られる。
5位、SEA LIFE 釜山アクアリウム
総レビュー数723件、評点4.6/5
#サメエサやりショー
海雲台海水浴場のすぐそばにある「SEA LIFE 釜山アクアリウム」は、地上1階から地下3階まであり、熱帯の淡水魚や珍しい甲殻類、ペンギン、カワウソなど、約250種類1万匹以上のさまざまな水中の生き物を見ることができる。長さ80mの海底トンネルとサンゴの水槽、淡水魚の水槽、ペンギン、カワウソなどテーマ別に8つの展示館が見学できる。最大の見どころはダイバーがサメやエイが泳ぐ水槽の中に入ってエサをまく姿を公開するフィーディングショーで、毎日正午と午後4時に行われる。毎回多くの観覧客が訪れるため、ショー開始約10分前から席取りをしておくのがおすすめ。