金海空港~海雲台、今後直通バスで移動可能に
釜山広域市は7月13日から、海雲台(ヘウンデ)-西面(ソミョン)-金海(キメ)空港をつなぐ都心高速型急行座席バスの運行を開始した。今後釜山の主な観光地へのアクセスが、より便利になる。
今回新設されたバスは、既存の空港リムジンバス海雲台路線(停留所16カ所)に西面方面路線(停留所3カ所)を加えた、計19カ所の停留所を行き来する。空港からの始発は午前6時、最終のバスは午後10時。海雲台白(ペク)病院発の始発は午前5時で、午後9時30分に終バスが出発する。
全6台が導入され、金海空港(西釜山)~西面~海雲台(東釜山)を運行。1日に18回、約1時間に1本の間隔で運行する。路線番号は加徳(カドク)新空港完工年度の2029年を意味する2029番。釜山市は市内バスとの差別化のため、路線番号前に「空港」と表記し、車内に手荷物用の荷台も設置した。
運賃は釜山市内の座席バスと同じ2200ウォン(約250円)。中高生は1700ウォン(約190円)、小学生は1300ウォン(約150円)。既存のリムジンバスの運賃(1万ウォン<約1130円>)より遥かに格安だ。ビジット釜山パスなどの釜山交通カードなどを使うと、各種割引や乗り換え割引も適用される。乗り換え割引とは、バスから下車する前にカードリーダーに交通カードをかざすと、次に乗車する交通機関の料金が割引になる制度を指す。