韓米日の次世代リーダー、釜山で「持続可能な未来」宣言
「韓米日グローバルリーダーシップ若年サミット」が終了
7月11~13日、釜山広域市海雲台(ヘウンデ)区のヌリマルAPECで、「韓米日グローバルリーダーシップ若年サミット」が開催された。韓国、アメリカ、日本の次世代を担う若者が持続可能な未来へと歩んでいくため、釜山で対面する場となった。
同サミットは昨年8月18日に開催された韓米日首脳会議の後続イベントで、韓米日の3カ国やアジア、太平洋地域の若者による国際的リーダーシップの育成や交流拡大のため、今年釜山で初めて開かれた。
公募で選ばれた韓国、アメリカ、日本、太平洋、南アジア国家出身の若者50人(韓米日は各15人、太平洋2人、南アジア3人)が4回の事前オンライン研修を受講。これをもとに3カ国の安保協力や経済・技術協力、インド-太平洋戦略、民間交流の拡大などをテーマに専門家の講義を受け、テーマ別にまとめられた活動と討論を実施した。
△「韓米日グローバルリーダーシップ若年サミット」が7月11~13日、海雲台区のヌリマルAPECハウスで開かれた(写真は記念写真を撮影中のサミット参加者)
開催期間中、出席者は事前研修の内容をもとに、国際的な争点に対する具体的な実践方案を議論。この過程で専門家によるスピーチ訓練や模擬首脳会談、発表大会など、実際の外交の場で必要なさまざまなスキルと知識を学んだ。
釜山市は今回のサミットを機に、2025年に日本の福岡、アメリカのロサンゼルスと姉妹都市を連携した「韓米日姉妹都市若年サミット」を開催する。
釜山の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)市長は「韓米日3カ国の人的交流促進のため、今回のサミットが釜山で始まったことに大きな意味がある。持続可能な未来を作る、世界的なリーダーが〝グローバルハブ都市・釜山〟と共に成長することを願っている」と話した。