鮮やかな夏の夕焼けを楽しむ川沿いのトレッキング
多大浦海水浴場の美しい夕焼け
「釜山のベネチア」と呼ばれる長林浦口
コニナル(고니 나루)休憩所へと続く川沿いの道
峨嵋山展望台から眺める洛東江の河口(出典:カルメッキル)
どの季節でも、夕日が沈む光景は美しいが、夏の夕暮れはひときわ特別だ。この時期の太陽は、ほかの季節よりも日の入りが遅く、ゆっくりと沈んでいく。そのため、オレンジやピンク、紫に変化する夕焼けをより長く楽しめる。さらに、鮮やかで澄んだ青空が夕焼けの赤い光と重なり、印象的なコントラストを描き出す。また、水蒸気や細かい粒子を多く含んだ大気が夕焼けの光を散乱させ、より鮮やかで、多彩な空の表情を演出する。
YOLOカルメッキル(갈맷길)コース7は、爽やかな川風を受けながら、夏の夕暮れを満喫できるトレッキングコースだ。コースの距離は、新平洞(シンピョンドン、신평동)交差点から多大浦(タデポ、다대포)海水浴場までの7km。洛東江(ナクトンガン、낙동강)沿いの道はよく整備されていて、ところどころにトイレも設置されている。また、「釜山のベネチア」とも呼ばれる長林浦口(チャンニムポグ、장림포구)や、洛東江河口を一望できる峨嵋(アミ、아미)山展望台などの名所も楽しめる。
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