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[インタビュー] 釜山韓日文化交流協会 孫東周 理事長

7-1-1 재일동포 어린이 부산캠프 

-韓国のJLPTを主管する社団法人「釜山韓日文化交流協会」は、韓-日文化交流の中心的役割を担っている(写真は2019年8月に釜山で行われた、在日コリアンの子どもたちが参加した釜山キャンプの様子)。写真提供:釜山韓日文化交流協会


「国家間の関係が冷え切っても、民間交流はより強固なものに」


日本政府が公認する唯一の「日本語能力試験(JLPT)」は多くの韓国人が受ける外国語試験だ。韓国-日本両国の関係が悪化した今でも人気が高い。特に釜山では、昨年約2万5000人が受けるほど「日本文化」への関心が高い。


韓国のJLPTは、韓-日文化交流の重要な役割を担う釜山の社団法人「釜山韓日文化交流協会」が主管する。韓日文化交流の中心にある同協会は、冷え込んだ両国関係を改善するためにどのような努力をしているのか。1月23日、孫東周(ソン・ドンジュ)釜山韓日文化交流協会理事長に会い、協会の活動内容や今後のビジョンについて話を聞いた。


7-1-2 손동주 이사장

孫東周 理事長


孫理事長は長年にわたり、民間交流を担ってきた立場から「このような時期だからこそ、より両国間の民間交流を続け、交流事業を拡大すべきだと思っています。文化交流はある日突然成り立つものではなく、時間をかけて相互間の友情、信頼関係を構築しなければなりません。後に両国の張り詰めた空気が和らぎ、友好的な雰囲気に変わったとき、より大きな役割が果たせるように準備が必要です」と、その重要性を強調した。


同協会は1987年11月12日に設立以降、韓国人に日本語を、釜山在住の日本人を対象に韓国語を教えている。韓国人を対象にした日本語のど自慢大会や日本文化の特別講座、韓日両国の市民が参加する韓国文化遺跡地探訪、韓日両国の大学生を対象にした奨学金の支給、日本の子ども向けの韓国ホームステイ体験など、さまざまな活動を行っている。


両国が積み重ねてきた友好交流の歴史にも触れ、「釜山は日本から最も近い海外都市です。朝鮮時代から韓日文化交流の外交使節団である『朝鮮通信使』が往来していた場所で、倭館があったことも地理的な要因が大きく関わっています。それゆえ、釜山の人々は韓国のどこよりも日本文化への理解が深く、日本語が分かる人も多かったのです。ソウルではなく釜山に交流協会ができた理由でもあります」と説明した。


民間交流の象徴となっている義人「李秀賢さん」の顕彰活動にも取り組んでいる。「2001年、東京のJR新大久保駅で、線路に落ちた日本人を助けようとして、命を落とした釜山の故李秀賢さんを追悼する活動を行っています。来年は李秀賢さんの20周忌を迎え、追悼行事などを計画中です」。


韓日関係悪化のあおりを受けて、訪韓日本人は減少傾向にあるが「釜山は日本文化と日本人観光客を常に歓迎しています」と強調。冷え切った韓日関係によって「釜山旅行」が危険になることはないと断言する。「釜山のどこにいても、日本語を話すことを理由に変な目で見られることは決してありません。釜山には日本語が流暢(りゅうちょう)で、情に厚く、心の温かい人が多いです。おいしい食べ物や観光地も多いので、安心して釜山にお越しください」と付け加えた。