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木が生い茂った静かな公園で、ゆったりとひと休み

Enjoy Busan 釜山観光公社おすすめの非対面観光地


4-5-3 (부산관광공사_사진자료) 다대포 선셋 서핑  

-多大浦海水浴場ではサーフィンを楽しむ人も多い。


新型コロナウイルスの世界的大流行を受け、観光は新たな局面を迎えている。これまでの人で混み合う観光地ではなく、静謐(せいひつ)な場所で心豊かな時間を過ごす「非対面観光地」が流行の兆しを見せており、韓国の観光業界でも高い注目を集めている。


釜山観光公社はこの動向に合わせ、他人と距離を取り、ゆったりと「私」や「家族」だけの時間を過ごせる場所を開拓中。7月には釜山広域市内のお勧めスポット9地点を選定した。


選定されたのは次の9地点。▽回東(フェドン)水源地▽九徳(クドク)野営場▽大渚(テジョ)生態公園▽釜山治癒の森▽アミル公園▽長山(チャンサン)▽UN記念公園・平和公園▽荒嶺山(ファンニョンサン)▽多大浦(タデポ)海水浴場


これらのスポットは市内中心部から離れた場所が多く、交通の便がいいとは言えないが、いずれも澄んだ空気や色濃く残った自然の魅力を感じられる。今月のダイナミック釜山ではこの中から、これまであまり知られておらず、事前予約も要らない4カ所を紹介しよう。


□釜山最大の湖、回東水源地

4-5면 메인 1안 회동수원지 전경 

回東水源地は、同市金井(クムジョン)区にある釜山最大の人造湖だ。一周約20kmの貯水池として、釜山市民に飲み水を供給する上水道の水源地。1964年に上水道保護区域に指定され、市民の出入りが禁止されていたが、市が湖に沿ってトレッキングコース「カルメッキル」を整備。2010年から市民に公開されている。緑豊かな森と空気の澄んだ自然環境が、釜山市民の間では穴場の癒しスポットとして徐々に認知されてきている。最近では近くにレストランや雰囲気のいいカフェも建ち始めている。


4-5면 메인 2안 회동수원지 전경-힐링코스 

-回東水源地の竹林。写真提供・金井区


近くのヒノキの森で森林浴をすると、心も体もリフレッシュできる。柔らかな土で造成された道もあり、裸足で歩けるため、子どもたちと楽しむのもいい。この道のある地区から、プオン山の展望台まで約2kmにわたって造成された生態探訪路には、竹林や遊歩道、東屋(あずまや)などが整備されており、年齢を問わず誰でも歩きやすい。入場料無料。


○住所:釜山市金井区仙洞121

○アクセス:都市鉄道1号線の久瑞(クソ)駅2番出口からマウルバス「金井区3-1」に乗車し、上賢(サンヒョン)マウルで下車。


□癒しの空間「釜山治癒の森」


心身ともに疲れているとき、思い浮かぶのは美しい自然のある場所。韓国政府と各自治体は、心と体を癒してくれる「治癒の森」を韓国各地に造成しているが、釜山市機張(キジャン)郡の鉄馬(チョルマ)地区にも「釜山治癒の森」がある。


「治癒の森」とは木々から放たれる香りや景観など、人体の免疫力を高めて健康を増進させるさまざまな効能を盛り込み、造成された山林。「釜山治癒の森」は総面積約150万㎡の森で、2017年に完成した。入り口の訪問者センターからは、ボードウォークと未舗装の道からなる中央散策路が伸びており、道沿いには図書館や休憩所、瞑想所などが設けられている。森の中に流れる渓流に足を浸して遊んでも楽しい。入場料無料。


○住所:釜山市機張郡鉄馬面鉄馬川路101

○問い合わせ:051-976-2831

○アクセス:都市鉄道1号線梵魚寺(ポモサ)駅2番出口を出て、マウルバス「機張郡2-3」に乗車し、「釜山治癒の森」停留場で下車。


□国立海洋博物館とアミル公園

4-5-6 영도 아미르공원 

-アミル公園内の様子。


釜山市の影島(ヨンド)にある国立海洋博物館の東側に位置する「アミル公園」は、釜山港北港の開発の際に出た浚渫土(しゅんせつど)で造成した埋め立て地にある公園で、縦約600m、横約38mの芝生の広場がある。公園の名前は、博物館近くの旧地名「駒龍洞」(クリョンドン)に由来。韓国語で「駒」を意味する「マンアジ」の「ア」と、「龍」を意味する古語「ミル」の音を取って名付けられている。


公園内の芝生の両側には散策路があり、ひと休みにぴったりの長ベンチも置かれている。道沿いにケヤキやエノキが立ち並び、パーゴラ(植物のつるをはわせた藤棚に類似したもの)、照明施設、公演会場なども整備されている。


影島を訪れるほとんどの人は代表的名所である国立海洋博物館を見学して帰るため、ここは市内の中心部から比較的近いが、意外にあまり知られていない穴場。ここから見える釜山港の風景は見るだけの価値があり、お勧めだ。入場料無料。


○住所:釜山市影島区東三洞1165

○アクセス:都市鉄道1号線南浦(ナンポ)駅6番出口を出て、中区観光案内所の先にある影島大橋停留場から66番の市内バスに乗車し、国立海洋博物館で下車。


□平和について考える場所…UN記念公園、平和公園

4-5-6 유엔기념공원 

-平和公園内の戦没者名が刻まれた石碑。


釜山博物館近くの「UN記念公園」と「平和公園」は、整備された都心の公園として、ひと休みするのにちょうどいい。


UN記念公園は6・25戦争(韓国戦争)に参戦し、戦死した計11カ国の国連軍の兵士2309人が眠る場所で、総面積は約11万3700㎡。園内には参戦国の記念碑や慰霊塔が設けられているほか、国連旗が一年中掲げられている。約80種の木々や花1万本以上が植えられており、静かで厳かな雰囲気に包まれている。


UN記念公園に隣接する平和公園は、総面積約3万2800㎡で、2005年11月に釜山で開催された「2005 APEC首脳会談」に合わせて造成された。国連軍の墓地とともに平和を称える意味を込め、公園の敷地を拡大して作られた。公園内には平和の広場をはじめ、散策路や床噴水、オブジェなどがあり、松の木やツバキなどの樹木約3万3600種と、草花約3万3100種に覆われている。入場料無料。


○住所:釜山市南区UN平和路93

○アクセス:都市鉄道2号線モッコル駅3番出口前のバス停留場からマウルバス「南区9」に乗車し、UN平和公園で下車。


この他にも釜山観光公社が選定した場所は、全て静かで落ち着いている。釜山市の中心部からも近く、環境に優しいキャンプ場「九徳野営場」や金海(キメ)空港から近い水辺公園「大渚生態公園」は、家族連れのキャンプやお出かけにもぴったりだ。山好きな人には、市内の「長山」や「荒嶺山」で散策をするのもおすすめ。夕日のきれいな多大浦海水浴場も、騒がしい都心を離れ、ひと休みするのにちょうどいい。新型コロナウイルスの感染拡大が鎮静化し、自由に旅行を楽しめるようになったら、釜山の非対面観光地に一度足を運んでみてはいかが。