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日本の皇族も宿泊した別荘で「韓定食」を味わおう

[釜山で見つけた日本] ② 釜山を代表する高級レストラン「東莱別荘」

 

日本と地理的に最も近い韓国の都市、釜山。昔から両国間の交流の中心地だった市内のあちこちには、歴史や文化の跡が残っている。これらの場所は歴史的な史料であるだけでなく、数々の映画ロケ地として使われるほど美しい空間だ。今回は「釜山に残る日本の軌跡」を紹介したい。

 

19世紀に釜山港が開港されると、多くの日本人が釜山から韓国を訪れた。当時の官僚や商人が休憩所として利用していたのが「東莱別荘(トンネピョルチャン)」だ。釜山市東莱区に位置し、1883年には日本人が温泉として経営をはじめた。1945年に韓国が独立するまで、この一帯には銭湯や旅館、別荘など多数の保養地が立ち並んでいた。この頃建てられた東莱別荘は、当時日本人が建てた保養施設として現在まで残っている唯一の建物。1880年に釜山へ渡り、貿易業で富を築いた日本人の迫間房太郎が所有していた。
- ホテル農心の裏手の住宅街にある白壁で囲まれた日本式木造建築「東莱別荘」。近くの東莱温泉を訪れた客が宿泊する保養施設として使われていた。現在は高級レストランとなっている(写真は昔の外観をそのまま残している東莱別荘の本館)。写真提供:国際新聞

 

19世紀末に建てられた木造宿泊施設
保養地→料亭→レストランへと移り変わり

 

19世紀に釜山港が開港されると、多くの日本人が釜山から韓国を訪れた。当時の官僚や商人が休憩所として利用していたのが「東莱別荘(トンネピョルチャン)」だ。釜山市東莱区に位置し、1883年には日本人が温泉として経営をはじめた。1945年に韓国が独立するまで、この一帯には銭湯や旅館、別荘など多数の保養地が立ち並んでいた。この頃建てられた東莱別荘は、当時日本人が建てた保養施設として現在まで残っている唯一の建物。1880年に釜山へ渡り、貿易業で富を築いた日本人の迫間房太郎が所有していた。1929年と1939年には日本の皇族が宿泊したことでも知られている。


東莱別荘はホテル農心(ノンシム)近くの住民センター裏手の住宅街に白壁で囲まれた敷地内に建つ。木が生い茂り、外からは一切見えない都心の隠れ家だ。正面から入ると木々の間から日本式木造建築の本館が見える。

土地面積は約8,600㎡で、建物の延べ床面積は約660㎡。19世紀末に建てられた木造2階建ての本館、高級料亭として使われていた1960年代に増築した2棟の東屋、松香(ソンヒャン)と呼ばれる別館など計6棟の建物で構成されている。

 

東莱別荘の用途は時代とともに変化してきた。1945年の光復節(韓国の独立記念日)後には米軍の保養施設になり、1950年の朝鮮戦争当時は韓国副大統領の官舎だった。その後は食事を提供する料亭として使われ、 2000年代に高級韓定食の店に変わった。最近まで釜山を代表する高級料亭だったこともあり、映画『犯罪との戦争(邦題:悪いやつら)』など多くの映画作品のロケ地としても使われた。
 
美しい庭園と高級感漂う内部装飾
結婚写真の撮影スポットとして人気
質の高いコース料理が味わえる
 

19世紀に釜山港が開港されると、多くの日本人が釜山から韓国を訪れた。当時の官僚や商人が休憩所として利用していたのが「東莱別荘(トンネピョルチャン)」だ。釜山市東莱区に位置し、1883年には日本人が温泉として経営をはじめた。1945年に韓国が独立するまで、この一帯には銭湯や旅館、別荘など多数の保養地が立ち並んでいた。この頃建てられた東莱別荘は、当時日本人が建てた保養施設として現在まで残っている唯一の建物。1880年に釜山へ渡り、貿易業で富を築いた日本人の迫間房太郎が所有していた。

写真提供:ホ・スドク、キム・ペクチョン

19世紀に釜山港が開港されると、多くの日本人が釜山から韓国を訪れた。当時の官僚や商人が休憩所として利用していたのが「東莱別荘(トンネピョルチャン)」だ。釜山市東莱区に位置し、1883年には日本人が温泉として経営をはじめた。1945年に韓国が独立するまで、この一帯には銭湯や旅館、別荘など多数の保養地が立ち並んでいた。この頃建てられた東莱別荘は、当時日本人が建てた保養施設として現在まで残っている唯一の建物。1880年に釜山へ渡り、貿易業で富を築いた日本人の迫間房太郎が所有していた。

-東莱別荘で結婚式を挙げる様子と同店メニューの韓定食。


本館の外観は日本式の木造住宅だが、内部は現代的にリフォームされていて、各種宴会や結婚式にもよく利用される。高級感漂う庭園や美しい室内インテリア、建物を取り囲むように生える木々が調和して、結婚写真の撮影スポットとしても人気がある。

料理も評判が高い。価格は決して安くはないが、旬の食材を使った料理は「宮廷韓定食」の神髄を今に伝える。ランチは正午~午後3時、ディナーは午後6~9時。ランチの定食は3万~4万ウォンで、ディナーはコースによって5万5千~12万ウォン。食事は電話での予約が必要。毎週月曜日と韓国の旧正月、旧盆は休み。

 

問合せ:東莱別荘(051-552-0157)
住所:釜山市東莱区金剛路123番ギル12
アクセス:都市鉄道1号線温泉場(オンチョンジャン)駅から徒歩10分ほど。駅の1番出口を出て、公営駐車場の端の横断歩道を渡って直進。交差点を渡り、薬局がある通りを200mほど直進後、さらに横断歩道を渡る。