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劇中のスターに会える!…釜山国際映画祭が3日開幕

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Enjoy Busan(1)BIFF


映画の祭典BIFF 10月3~12日、海雲台、センタムシティで


10月3~12日の10日間、韓国を代表する映画の祭典「第24回 釜山国際映画祭(BIFF:Busan International Film Festival)が開催される。

釜山国際映画祭には日本や中国といった東アジアだけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど世界中の映画界関係者や作品が集う。自主映画から産業映画まで幅広く上映され、監督と俳優がファンと目を合わせて話せる機会もあり、多くの映画ファンが映画祭に注目している。


今年のBIFFは開・閉幕式をはじめ、ほとんどのイベントが映画の殿堂内にある「海雲台(ヘウンデ)センタムシティ」で行われる。今年は85カ国303作品が招待された。全作品中、ワールドプレミア(世界初公開)が120作品(長編97作品、短編23作品)で、映画の殿堂▽ロッテシネマセンタムシティ▽CGVセンタムシティ▽MEGABOX海雲台▽ソヒャンシアターセンタムシティ▽ロッテシネマ大映(テヨン)の6カ所37スクリーンで上映される。


■黒沢清監督作品など
日本映画15作品がBIFFで公開


今年のBIFFには日本映画界も積極的に参加している。日本の映画・ドキュメンタリーは計15作品が招待された。オープニング作品『オルジャスの白い馬』は、日本の竹葉リサ監督とカザフスタンのエルラン・ヌルムハンベトフ監督との共同製作だ。中央アジアの草原を舞台に主人公と馬泥棒の決闘が繰り広げられるカザフスタン版時代劇だ。閉幕作には韓国映画の『満月』が選ばれた。

巨匠の黒沢清監督は『旅のおわり世界のはじまり』を釜山で公開する。俳優の前田敦子や加瀬亮が出演した同作品は、テレビ番組のリポーターを務める主人公が、ウズベキスタンの撮影禁止区域で映像を撮影したことで警察に追われながらも、旅先で成長していく姿を描いた。

BIFFの常連として知られる俳優のオダギリジョーは今回、監督として出席する。長編初監督作品『ある船頭の話』が、BIFFのメインイベント中の一つである「アジア映画の窓」の招待作となった。


■是枝裕和監督、アジア映画人賞受賞
 2-1-3 고레에다 히로카즈 

  -是枝裕和監督


今年のBIFFは日本人監督の参加が目立つ。ひときわ注目を浴びているのは是枝裕和監督だ。彼の最新作『真実』は、フランス映画界の大スター、ファビエンヌが自叙伝の出版を控えたある日、彼女の娘がアメリカから婿を連れてフランスへ帰国。自叙伝につづられた内容をめぐり、母と娘の間に葛藤が生まれ、愛憎渦巻く「真実」が徐々に明らかになるというストーリー。

是枝監督と釜山の縁は深い。新作を発表するたびにBIFFを訪れ、自ら観客の前に足を運んできた。2017年のBIFF教育プログラム「アジア映画アカデミー(AFA)」では校長を務め、映画を学ぶアジアの若者を直接指導した。BIFFは、是枝監督の作品と映画人生に対する尊敬の念、もてなしの意を表し「今年のアジア映画人賞」を贈る。


■韓国映画ファンは必見!「韓国映画100年史」


韓国映画は今年で映画史100年を迎えた。これを記念し、特別企画プログラムで韓国映画を代表する10作品を選定し、上映する。キム・ギヨン監督の『下女』(1960)やイム・グォンテク監督の『風の丘を越えて/西便制』(1993)、ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』(2003)、パク・チャヌク監督の『オールド・ボーイ』(2003)など。何と言ってもこの企画の見どころは、選定された作品の監督がゲストとして登場するイベント「スペシャルトーク」だ。


■スターは誰がやって来る?

2-1-2 개막식 사회자 정우성2-1-2 개막식 사회자 이하늬

-チョン・ウソン                                                                                                         -イ・ハニ


今年のBIFFに出席する世界的な映画界のスターは誰なのか。事前公開された主要招待ゲストの中でも注目されるのは『キング』主演のアメリカ人俳優ティモシー・シャラメやジョエル・エジャートン、監督のデヴィット・ミショッドだ。映画祭の華ともいえる開幕式の司会者は、韓国でトップクラスの人気を誇る俳優のチョン・ウソンとイ・ハニが務める。その他、韓国のトップ俳優や海外の有名俳優たちが映画ファンに会うため、釜山を訪れる。


■チケット予約および会場での購入


開・閉幕式の入場券と上映作品の観覧チケットは、BIFFの公式ウェブサイト(www.biff.kr)で予約可能。上映当日、会場で販売しているチケットもあるので、見たい映画がインターネットで売り切れの場合は、映画の殿堂内にある会場チケット売り場で購入しよう。開幕式と閉幕式はそれぞれ3万ウォン。上映作品の観覧チケットは7000ウォン。

※アクセス:開幕式会場の釜山シネマセンターは、都市鉄道2号線センタムシティ駅の6番もしくは12番出口を出て、新世界デパートセンタムシティ店の裏手に向かって徒歩10分ほど。センタムシティモールの向かいにある。映画館はホームページを参照。

〈写真説明〉上:開幕作『オルジャスの白い馬』、下:韓国映画100年史で再び上映される『殺人の追憶』