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ビール好きの聖地、釜山で「乾杯!」

最近、韓国では大手酒造メーカーのビールから一歩進んだ、小規模な醸造所で作られるクラフトビールが人気を集めている。特に釜山はクラフトビールの醸造が盛んな場所として知られている。アメリカの著名なビールレビュー社「Rate Beer」が2016年に発表した「韓国ビールベスト10」に、松亭(ソンジョン)海水浴場近くのワイルドウェーブなど、クラフトビール4つが名を連ねた。今月号では釜山の代表的なクラフトビールを販売するビール専門店を紹介したい。ブルワー(ビール職人)の職人技が光る一杯を飲んでみよう。
- 釜山が韓国クラフトビールの聖地として注目を集めている。世界的なビールレビューサイトが釜山のビールを韓国最高と評価するほど。今年の夏は釜山で冷たいビールを飲みながら、暑さを吹き飛ばそう(上のメイン写真は昨年海雲台区のBEXCO野外広場で行われた、釜山クラフトビールフェスティバルを楽しむ人々。下はゴリラブルーイングでグラスにクラフトビールを注いでいる様子)。 

 

最近、韓国では大手酒造メーカーのビールから一歩進んだ、小規模な醸造所で作られるクラフトビールが人気を集めている。

特に釜山はクラフトビールの醸造が盛んな場所として知られている。アメリカの著名なビールレビュー社「Rate Beer」が2016年に発表した「韓国ビールベスト10」に、松亭(ソンジョン)海水浴場近くのワイルドウェーブなど、クラフトビール4つが名を連ねた。

今月号では釜山の代表的なクラフトビールを販売するビール専門店を紹介したい。ブルワー(ビール職人)の職人技が光る一杯を飲んでみよう。

 

 

■カルメギブルーイング

2014年、釜山クラフトビールの元祖で、アメリカ式ブルーパブの「カルメギ(カモメ)ブルーイング」が釜山に初オープンした。ブルーパブとは自家醸造ビールを出す店のこと。当時釜山在住のカナダ、イギリス出身の外国人が「いいビールを広めたい」との思いでこのパブを始めた。
カルメギブルーイングの代表ビールは「柚子コーゼ」。コーゼとはドイツ風ビールを指す。同店ではここに柚子を加え、爽やかな風味を演出。このビールは2018年の韓国酒類大賞ビール部門で賞を取ったビールだ。柚子コーゼ以外にも、エール(イギリス式ビール)、ブロンド(ベルギービール)などがあり、ライトな味からほろ苦い味まで、さまざまな味が楽しめる。

住所:釜山市水営区廣南路58(広安本店)

アクセス:都市鉄道2号線金蓮山(クムニョンサン)駅の5番出口を出て、健康保険公団とトライアウトレットの間の道に入り、大通りに出るまで直進。道を渡ると、右側にカルメギブルーイングの看板が見える。


■ゴリラブルーイング

最近、韓国では大手酒造メーカーのビールから一歩進んだ、小規模な醸造所で作られるクラフトビールが人気を集めている。特に釜山はクラフトビールの醸造が盛んな場所として知られている。アメリカの著名なビールレビュー社「Rate Beer」が2016年に発表した「韓国ビールベスト10」に、松亭(ソンジョン)海水浴場近くのワイルドウェーブなど、クラフトビール4つが名を連ねた。今月号では釜山の代表的なクラフトビールを販売するビール専門店を紹介したい。ブルワー(ビール職人)の職人技が光る一杯を飲んでみよう。 

 

2016年1月にオープンしたイギリス式クラフトビールパブ。イギリスのビールは苦味のあるアメリカ式と違い、まろやかな味が特徴。ビールの鮮度を保つため、慶尚北道(キョンサンプクト)の農場でビールの原料であるホップを自家栽培している。

代表メニューのゴリラIPAをはじめ、釜山ペールエールなど、ここで醸造している10種類余りのビールが味わえる。

イギリス人ブルワーがさまざまなエールビールを作っており、「広安里(クァンアルリ)プロジェクト」、コーヒーとチョコレートの風味を加えた甘くてほろ苦い「ティラミスエクストラスタウト」、カフェと共同開発した「FMコーヒースタウト」などがある。新しいビールの開発も継続して活発に行っている。

住所:釜山市水営区廣南路125

アクセス:都市鉄道2号線金蓮山駅の1番出口を出て直進し、最初の細道を右折。横断歩道がある交差点で左折後、約10分直進。ソホ病院を過ぎると、薬局に隣接した建物の2階にゴリラブルーイングがある。

 

■ワイルドウェーブブルーイング

 

酸味の効いた味が好みなら、ワイルドウェーブの「ソルレイム」がおすすめ。ワイルドウェーブは韓国初のサワー「ワイルドビール」のブルワリーを併設している。ここの代表ビール「ソルレイム」は酸っぱいレモネードにホップの香りを加えたビール。ソルレイムと同店人気メニューのブレットライIPAは、2016年にRate Beerが選んだ韓国ビール評価で1、2位を占めるほど評判のいいビールだ。
ワイルドウェーブで目を引くのがオーク樽。こぢんまりとした庭に、オーク樽がずらりと並んでいる。ワインとウィスキーが入っていた樽に野生の酵母や乳酸菌を入れ、熟成させている。精製された酵母ではなく空気中の天然酵母を使用しているため、酸味の効いたトロピカルフルーツの香り漂う独特の風味が楽しめる。

住所:釜山市海雲台区松亭中央路5番ギル106-1

アクセス:東海線松亭駅1番出口を出て、道を渡った後、向かいのバス停に近い細道を右折してすぐ。

 

■プラハ993

チェコのビールを味わいたければ、水営(スヨン)区の複合文化施設「F1963」に行ってみよう。敷地内の「プラハ993」は、チェコ修道院の伝統的な製法を釜山で再現している店だ。店名の993はチェコでビール製造が始まった年を表す。1000年を超える伝統のレシピと本場チェコの材料で作るのはもちろん、ブルーマスター(ブルワーの責任者)のいる店でもある。香ばしくほろ苦い味が特徴で、ダークラガーやペールラガーなどを販売している。豚肉、エビなどをチェコ風にアレンジしたおつまみがあり、ビールと相性のいいチェコ料理も食べられる。

住所:釜山市水営区求楽路123番ギル20

アクセス:都市鉄道2号線水営駅5番出口を出て、市内バス54番に乗車後、高麗製鋼(コリョチェガン)のバス停で下車。


[耳寄り情報]

釜山クラフトビールフェスティバル

6月12日から16日まで、海雲台区のコンベンション施設「BEXCO」の野外広場で「釜山クラフトビールフェスティバル」が開催される。釜山をはじめ韓国各地のブルワリー、ビール輸入業者、フードトラックなど50余りの業者が参加予定で、約150種類のビールが味わえる。手品ショーやバンド公演などの各種イベントも開催される。来場者が自ら作れるビール製造体験や、専門家による講演なども行われる予定。